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ハッピーカナダデー

スタッフブログ
カナダデーを祝う花火

  • 2022.07.01
  • スタッフ留学日記

ハッピーカナダデー

Happy Canada Day!!(ハッピーカナダデーー!)

 

  カナダの国旗を背負って自然を眺める少女

皆さんはこの言葉を聞いたことがあるでしょうか?

カナダ留学で人生が大きくプラスに動いた経験を持つ弊社スタッフ、そしてお客様にとっては、なんとなくテレビやネットを見ていて国名を聞くだけでも「おっ」「えっ」と一度立ち止まってしまいます。それが「カナダの建国記念日」ともなれば、なんとなくちょっと特別な日だと感じているのは僕だけではないはず。ではカナダデーって実際「何なん?」っていう方も多いと思いますから、ちょっと説明をしてみますね。

 

 

歴史的には、カナダは元々イギリス連合王国の一部だったんですね。

1864年にプリンスエドワード島シャーロットタウンにてシャーロットタウン会議が行われ、そして1867年71日カナダが一つの連邦として自治を開始した日を記念しています。(当時は現在のオンタリオ州とケベック州、ノバスコシア州、ニューブランズウィック州を加えた4州でした。)

 

 

僕達も盛大にお祝いしたのが201771日の「生誕150周年記念のカナダデー」でした。あの日は我が家でもちょっとよいお酒を出してお祝いしたな~と懐かしく思い出しています。この150周年の1年前から「カナダの生誕150周年の記念の年にカナダに行こう」などと多くのお客様にお伝えし、実際に記念の時期に留学できたことをお喜びいただきました。(懐かしい)

 

 

前述の通り、カナダが生まれた日、つまり建国記念日です。カナダ人にとっては祝日でもありますが、日本の建国記念日と比べてかなり盛大に盛り上がるイメージです。赤と白のカナダを象徴する色合いの服が多く売られていたり、バンクーバーやトロント、首都オタワなどでは盛大なパレードも行われたりします。盛大なイベントですので大量の屋台が出店していたり、またコンサートなんかも行われたりします。

カナダの屋台ってすっごく種類が豊富で、様々な国の食べ物に挑戦できたりするのも楽しいですよね。家族で参加する場合は、大人はちょっとスパイシーな食べ物、子供は少し甘めの食べ物など、皆が好みのものを食べられるような感じで、選択肢が豊富です!

また見逃せないのがストリートパフォーマーなどのライブパフォーマンス!日本でもジャグリングをする方を見かけることもありますが、大がかりなセットで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたりします。その際にはぜひとも「おひねり」を渡してあげてくださいね!本当に感動することが多いので!

 

  カナダの建国記念日を祝う国民たち

25年前の記憶なんですが、僕は19957月1日はモントリオールにいました。

バンクーバーから車でカナダ横断の旅をしている最中だったのですが、この際、「花火が上がるよ」と言われ、車が大量に集まる駐車場のようなところに行きました。(この時、初めて花火がFireworksだと知りました)到着して待ち時間には近くに停めている車の人たちと少しお話をして過ごしました(特に英語力が高かったわけではないので薄い会話だったと思います)。花火の予定時刻になると周囲の車から一斉にカーラジオを特定のチャンネルに合わせ、そこらじゅうで同じチャンネルの音が大音響で聴こえてきます。驚いた僕は、先ほど話していた人々に何が起こったのかを確認してみたところ「皆で大音量で音楽を流しながら、花火はそれに合わせて上がるんだ」と教えてもらい、僕も自分の車のラジオを合わせました!

異国の地で初めて見る花火は音楽に合わせて上空を彩り、ジーンと感動しました。「自分はカナダに来ているんだな~」「自分も今はカナダが大好きだ」なんて感じたのを思い出します(こんなことを書いていますが、当時はカナダに来てまだ3か月の若造で、前日までカナダデーの存在も知らなかったのですが・・・雰囲気に持って行かれていたのかもしれません)

 

 

もちろん、全国民がイベントに参加するわけではありません。祝日ですから、家族との大切な時間としてバーベキューをしたりという方も多いと思います。家族との時間を大切にする国民性が強いカナダですから、近くにいる家族が住んでいる場合、共にワインやビールと美味しい食事、そして家族の会話を楽しむ時間というのを大切にしているんですね。

当時23歳でカナダ留学中、モントリオールでカナダデーの花火を見ていた頃は、日本の両親に対して感謝の気持ちを持てていたかというとそうではなかったかもしれません。親不孝な息子で5か月ほど連絡をしないこともあったほどなので・・・でも15歳の息子がカナダ高校留学に出発して以来、1年に1度しか会えない中で「家族が定期的に一緒に時間を過ごすことの大切さ」を感じています。自分が若い頃にはそんな感覚がなかった僕が言うのはおこがましいのですが・・・(笑&涙)この風習はぜひ日本でも「優先順位」の高い位置に来てほしいと思っています。

 

 

カナダに出張に行くと毎回すごく思うのが「国旗やメープルリーフのグッズがすごく多い」こと。それだけ愛国心が高いんだな~って感じますし、人々がカナダに住んでいてその満足度や幸福度の高さを感じます。世界で最も幸せな国、World Happiness Reportで北欧の国々に次いで世界最高峰の幸福度を誇っているのも納得です。

カナダに住んでいる人々が「自分の国に満足している」という気持ち、果たして日本に住む我々は総合的にどのように感じているものなのでしょうか?(ちなみにWorld Happiness Report の調査が開始された2013年から最新調査まで、カナダは5~15位、日本は4362位)、かなり開きがありますね。

カナダ留学のように時刻を離れた際に遠くから日本を顧みると「日本ってなんてすばらしい国なんだろう」と感じることが多いですが、日本に住んでいる間は「日本ってこういうところがよくない」と文句を言いがちな気がします。相対的には日本人は日本という国に対して「好き」なんだと思うのですが、どこか満足しきれいていない感覚があるんですね。おそらく僕だけでなく多くの方が「うんうん、言ってることはなんとなく分かる」と感覚が共有できるのではないでしょうか。

 

 

日本の71日、つまり時差の関係でカナダのカナダデーは日本時間の明日です。

多くのカナダ人が大好きな自国の誕生をお祝いするためにパレードやイベントに参加したり、家族との時間を楽しんだりする日です。

僕は家族と共に大好きな日本から大好きなカナダの生誕をお祝いすると共に、1年ぶりに高校留学から一時帰国している息子も含めて家族での時間を大いに楽しみたいと思います。

 

 

改めまして、ハッピーカナダデー!!!

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