St Johnsセントジョンズ

ニューファンドランド・アンド・ラブラドール・フォークフェスティバル
8月初旬に行われるお祭りです。ニューファンドランド州では現在も言葉や暮らしぶがヨーロッパの古い伝統に結びついており、ジグ（16世紀のイギリスで流行ったテンポの速い踊り）やリール（スコットランドの伝統的舞踊）などの伝統音楽が愛されています。フェスティバルではこれからの音楽をたっぷり満喫できます。

ホエールウォッチング
夏の間、ザトウクジラやシロナガスクジラなどの大型クジラが回遊してくるため迫力満点のホエールウォッチングが楽しめるスポットとして知られています。海鳥コロニー観察とホエールウォッチングを兼ねたボートツアーが人気です。

ノートルダムベイの氷山
豪華客船タイタニックが氷山と衝突した場所というだけあって6月から8月にかけては北極海からたくさんの氷山がニューファンドランド沖を通過します。なかでもノートルダムベイはその通り道であり絶好の氷山ウォッチングポイントです。約1万年前に生まれた氷の塊といわれる氷山は高さ何十メートルもの巨大さで毎年数百から数千個は流れ着くその光景は壮大です。北部にあるトゥイリンゲートから多くの観察ツアーが出ていてボートで氷山のそばまで近づけます。

グロスモーン国立公園
ニューファンドランド島の西にある地球創生の大地です。かつてアメリカ大陸やアフリカ大陸、ユーラシア大陸がひとつながりであった時代から大陸移動を繰り返してきた地球の歴史を物語る不思議な大地を踏みしめながらハイキングが楽しめます。
マグマが噴出してできた茶褐色のテーブルランド、氷河に削られたフィヨルドが残るウェスタン・ブルックボンドなどユニークな地形に入り込めるトレイルが数多くありパークス・カナダの係員によるガイドハイクも行われています。

ウィットレスベイ自然保護区
野生の大国ニューファンドランド島はクジラ、海鳥、氷山など自然観察ツアーの宝庫です。特にセントジョンズの南にあるウィットレスベイ自然保護区の海鳥コロニーは世界有数のスケールを持つ海鳥のサンクチュアリーです。バフィンをはじめオオハシウミガラス、シロカツオドリなど10種類・100万羽以上の海鳥が生息しています。

シグナルヒル
セントジョンズ港入り口にある切り立った断崖で港と外洋、町の前傾が見渡せる場所です。外から来る船を監視し港に信号で発信していたことからその名称が名づけられました。18世紀にはイギリス軍の要塞が築かれ、2度の世界大戦では軍港として賑わった場所です。ジョンカボット上陸400年を記念して1897年に建てられたカボットタワーが港を見下ろしています。ここは1901年グリエルモ・マルコーニが大西洋横断無線通信に成功したところでそれに関する展示コーナーなどを見学することができます。

バジリカチャーチ
19世紀に建てられたパブテスト派教会。鋭い2本の尖塔ははこの町のシンボル。内部は豪華な装飾が施されています。

ランス・オウ・メドウ（L’Anse aux Meadows）
1000年前バイキングが上陸し一時期定住した場所です。ここに住居跡の遺跡が発見されたのは20世紀後半で北米では唯一残された貴重なバイキング住居跡として世界遺産に指定されました。この地の存在はバイキングの伝説”サガ”に11世紀頃、バイキングがヴィンランドという大陸を発見したと記されていてヴィンランドこそニューファンドランドであると言われています。現在は土と草で作られた住居が復元され見学できるようになっています。

スピア岬
島の最東端でありカナダの最東端となる地です。160年以上前に立てられた島最古の灯台がありここからアイルランドまではわずか約3,000㎞です。灯台は現在、博物館として一般公開されています。またここは陸地にいながらホエールウォッチングが楽しめるポイントで6月中旬から8月中旬までは高い確率でクジラを見ることができます。

セントジョンズの市内には30路線のバスが運行しています。