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ノバスコシア州での1年高校留学が今に繋がっている

留学体験談
ノバスコシア州での1年高校留学が今に繋がっている

この方の留学スタイル

州・都市名 ノバスコシア州(NS州)
ハリファックス(ハリファックス)
留学タイプ 長期語学留学(半年以上)
期間 長期(6ヶ月以上)
  • 2019.09.30
  • 長期語学留学(半年以上)

ノバスコシア州での1年高校留学が今に繋がっている

高校留学 ノバスコシア州 女子ラグビーチームの仲間達 Ayuuさん 高校留学 ノバスコシア州 女子ラグビーチームの仲間達 Ayuuさん

高校留学 ノバスコシア州 学校の仲間とサングラス Ayuuさん 高校留学 ノバスコシア州 学校の仲間とサングラス Ayuuさん

高校留学 ノバスコシア州 クラスでツーショット Ayuuさん 高校留学 ノバスコシア州 クラスでツーショット Ayuuさん

学校について

私はカナダの高校に日本と同じ高校2年生として入った時とても苦しみました。地元の高校2年生と同じ授業を英語が全く話せない私が受けていたので何を言っているのかはもちろん、何の授業なのかも分からないぐらいさっぱりでした。たぶん友達がいなかったら死んでいました。

朝、8時45分から学校が始まるので私は8時に起きて朝ごはんにトーストとバナナとヨーグルトを食べ、昼ごはんのサンドイッチを適当に作り、準備をして5分歩いて学校でした。朝はホストファミリーも子どもたちを保育園へ連れて行く準備と仕事の準備で忙しくかまってもらう暇はほとんどありません。

学校に着くと学内放送で「今日のお昼は学食でこんなんが売ってまーす」っていう放送を聴きます。最初はそれすら聞き取る能力がありませんでしたが6ヶ月経つと余裕で聞き取れるようになりました。成長ですね。そして授業がある教室まで向かいます。

お昼休みになると学校の外に出て友達と一緒にランチを食べたり、学校裏にあるTimHortonというドーナツ屋でコーヒーとベーグルを買って食べたり、授業とは違うとても楽しい時間です。

授業について

授業は1時間半でした。1日4つ授業だったので夕方には学校が終わります。

アクティビティについて

放課後はたいてい友達の家に行って喋ったり、町をうろうろしたり、ジムに通っていました。最初は英語がわからなかったので遊ぶ暇もなく友達に付き合ってもらって一緒に宿題やら勉強やらしていました。私は普通の学生の3倍時間をかけて勉強しないと授業についていけなかったです。でも最後は普通の学生と同様の時間で宿題を済ませたり出来ていて自分でも感動します。

サマーキャンプについて

私はカナダの高校に通う1ヶ月前に同じノバスコシア州で行われているサマーキャンプに入っていました。そこでは毎日英語の授業が行われるのですがなぜか上級コースに入れられた私。ドイツ人やメキシコ人が隣で授業にうなずいているのを見ながら一緒に授業を聞いていたのですが分かる訳もなくすごく苦労しました。けどご飯はすごくおいしかったです!アイスが食べ放題でサラダが食べ放題!毎日たくさん食べていました。そして授業が無い日は旅行ができてお買い物や海に行きました。私は日常をスケートボードやサッカー、バスケに費やしてあまり英語の勉強をしたという感じはしませんでした。が!大切な友達や思い出はたくさんあります。今でもその友達に会ったりして思い出話に花を咲かせています。

現地での生活について

冬は雪のせいで学校が休みになることもしばしばありました。そんな日は家にいるのですが外で雪山を作って子どもとソリで滑って遊んだりしました。また停電すると暖炉のまわりにみんなが集まって一緒に寝たりご飯を分けあったりすることもありました。少しキャンプみたいで楽しかったですが極寒でした。

留学を終えて

ノバスコシアという誰も聞いたことの無いような州に留学しました。今ではそこが私の第二の故郷です。友人や家族、たくさんの大切な人たちがそこにはいて私の成長を今でも見守ってくれています。

私は現在大学2年生。九州にある学生の約半分が外国人という国際大学に通っています。そこでもやっぱりこの留学経験があったからこそなし得たことがたくさんあって今もとても楽しいキャンパスライフが送れています。まず英語が日常でも授業や友達間でよく使われるので英語が話せると大学が何倍も楽しくなります。そして日本語が話せない外国人学生の助けになれることや(逆もあります)英語が話せることで世界中に友達ができること、またカナダの友達と今でも話したりしていることなど様々なことが留学を機に可能となりました。

現在は地域の保育園や小学校で外国人学生と国際交流をするイベントサークルの代表をしています。カナダ留学したときにホストファミリーの子ども達(当時4歳と1歳)が日本にとても興味を示してくれたこと、そして私自身がすごく子ども好きであることなどから大学へ進んでも子どもと関わって更にたくさんの子どもたちに外国のことを知って欲しいと思いこのサークルの代表になりました。外国人学生も子どもたちの簡単な日本語を聞き取ることで学べるし、自国の紹介をして子どもたちから質問攻めに合うと嬉しくなるそうです。それは私もホストシスターにされた経験があるのでその気持ちがよくわかります。だからこそ毎回このサークルでもっと頑張りたい!という意欲が湧きます。

まだ日本に来たばかりで日本語が話せない学生も多く、そのときに私はカナダでの経験を思い出しながら英語を使って日本語の手助けをしています。私もカナダにいる時、言語という壁がすごく高かったのを覚えています。最初は聞くだけしかできず答えるだけで5分以上かかってしまいました。その時友達やホストファミリーは嫌な顔を一つも見せず私の話を必死に理解しようと耳を傾けてくれていました。私は日本へ留学しに来た学生に対して常にゆっくり、じっくりと話を聞くようにしています。私がそうされて嬉しかったのと同じで彼らもそうすることで嬉しく思ってくれていました。いつも「Ayuuは私の日本語がヘタでも聞いてくれるからすごく話しやすい」と言われるたびにカナダでの私を思い出します。今、私が当時の友達やホストファミリーの立場に立てているのかと思うとすごく恩返しのような気がします。将来もこうやって誰かの役に立てる仕事がしたいなと強く思いました。これからは現在やっているサークルと世界中にできた友達の家を訪ねていく旅をしようかと思っています。でも大学があるのでまだ当分先かな。

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