- 2020.08.27
- カナダ留学
【報告】S.T.E.P(国内留学)を開催しました!
「コロナウイルスの影響で海外に行けない!」「それでも貴重な長期休暇…。国内でもできる国際交流の機会を探している!」そんな声にお応えするべく、ピュアカナダ 留学センターは初の試みである国内留学プログラムを実施しました!厳重な感染症対策の下、大学生を対象に尼崎のアトリエで開催された第1回目は見事大盛況に終わりました!今回はその国内留学がどんな様子だったのか、当時の様子や参加者の声を織り交ぜながらご紹介します!
2日間“English Only”という環境
今回の国内留学(S.T.E.P~Start Trying in English Program~)は、日本人の多くが苦手とする国際交流への苦手意識やハードルを下げることを狙いとして企画がスタートしました。例えば日本人が「私は英語が話せない」というとき、それが意味するところは「私は英語を完璧に話すことができない」または「このレベルでは話せるとは言えない」と思い込んでいるというケースが多く、その上それを“間違い”と錯覚しがちだと思います。しかし実のところそれは間違いでも何でもなく、単純にまだその場に合った最適なフレーズや単語を知らないだけで、一般的な大学生ともなればなんとなくでもコミュニケーションはとることができるはずなのです。そういった錯覚を“間違い”だと思わないようになるためには、文法のミスがあっても、どんなに簡単な単語であっても相手に英語だけで伝えることができる経験や、他者が小さな間違いをしたときでも、それを咎めるのではなく何を言わんとしているのか汲み取ったりする経験が必要不可欠です。そうした経験の中で「自分の英語が通じた!」という感覚を覚え、それが最終的には「将来は海外に行ってみたいな」になることがスタッフの心からの想いでした。
そんなスタッフの想いを乗せてリリースされたプログラム。興味を持ってくださった6名の大学生が参加してくれました。
〜1日目〜
緊張の面持ちで参加者の皆さんが集まり始めました。入り口を一歩入った瞬間からそこはAll Englishの世界。カナダ人とイギリス人の二人の講師と弊社スタッフに迎えられ、英語で自己紹介を始める学生たち。プログラムが始まっても最初は全員緊張してなかなか話すことができませんでした。
午前中は他の参加者や講師の先生のことを知ろうという目的で簡単なアクティビティを行いました。もちろんルールの説明からアクティビティまで全部英語です。最初は固かった皆さんでしたが、時間が経つにつれて徐々に笑みが溢れたりするようになりました。参加者全員には、“Japanese Card”というカードを1人に2枚ずつ配っていました。このカードを使えば何と言えば良いかわからない時や、どうしても困った時に日本語を使うことができるというものでしたが、このカードを使った人はここまでで1人もおらず、全員が英語でなんとか伝えるということを頑張っていました。
午前中のアクティビティを終えてランチタイムになると、私たちスタッフは参加者の皆さんは黙って1人でご飯を食べたり、スマホをいじったりして静かになってしまうのではないかと懸念していましたが、その予想は良い意味で裏切られました。皆さんお昼休み中も英語で会話したり、講師の先生に質問をしたりして過ごしていました。
午後の1コマ目は、カナダの文化を知ろうということでDream catcher作りのワークショップから始まりました。動画を見たりスタッフの手ほどきを受けながら1人1つオリジナルのドリームキャッチャーを作り、個性あふれる作品が完成しました。
1日目の最後はプレゼンテーションの時間。箱にお題が書かれた紙が入っていて、自分が引いた紙に書いてあるトピックについて2分間話すというものでした。ルール説明が終わり、それでは誰かトップバッターをやってくれる人はいますか?と講師の先生が聞くと、ある学生さんが自ら手を挙げ「私が最初に行きます!」と言ってくれました。何度も言うようですが最初は全員がすごく緊張していてあまり話す人もいなかったのに、1日の最後になると自主的に発言をする人が増えていきました。ミスを恐れないことやとにかく話してみるという私たちが設定したこのプログラムの主目的が実践されていた、すごく嬉しかった瞬間の一つでした。
こうして1日目のすべての企画が終了し、解散となると参加してくださった学生さんは皆一様にヘトヘトの様子。それはそうですよね。日本で生活していれば、普段1日中英語を使う機会なんてないですし、本当に疲れたことと思います。その場にいたスタッフとしては「みんな明日も来てくれるだろうか…」などという不安もありましたが、こうして無事1日目が終了しました。
2日目のことは次回の記事で書かせていただきます!お楽しみに!