- 2020.05.01
- 学校訪問記
はじまりのはじまり~カナダ留学訪問記 #1
初めまして。
ピュアカナダ留学センター代表の小谷順士(こたにじゅんじ)と申します。
僕は、地球上に生きている全ての人の中で世界中で最もカナダの学校を訪問した人間だと自負しています。恐らく、僕以上にカナダの学校を直接訪問した方はおられないと思います。
ピュアカナダ留学センターは、ご紹介差し上げる学校について、「弊社スタッフが必ず訪問し、自分達の目で環境を確認し、学校スタッフと会話を交わし、納得できた学校だけを大切なお客様に胸を張ってご紹介する」というポリシーを貫いています。
そのおかげで、弊社のお客様の満足度は非常に高いですし、15年以上の長い期間お付き合いを続けている質の高い学校がたくさんあります。今のご時世、語学学校などは倒産してしまうところも多い中、世界中の留学生を魅了し、あくなき探求心で学校の質を高く保ち、変わりゆくビザのルールにも対応して、業界をリードしてきた学校ばかりです。
弊社が「世界一の留学資料をお作りできる」のも、「自信を持って学校をご紹介できる」のも、「お客様にご満足いただける」のも、この質の高い学校によるプログラム提供やサポートのお陰です。
20年以上、弊社が貫いてきた「学校を直接訪問する」というポリシーを通して、これまでにめぐり合ってきた素晴らしい学校の数々を、このブログでシリーズとして今後ご紹介をして参りたいと思います。
第一回の今回は学校を訪問し始めたきっかけやなぜデジタル全盛の今でも訪問を続けるのか。そしてその意義について2回に渡りご紹介していきます。
以下は20年以上前の不鮮明な写真ですが、23歳で初めて通った学校に26歳でエージェントとして再び訪問した際の思い出の写真です。
学校の訪問を開始した時期
学校訪問の開始は創業の数か月前となります。1999年9月9日9時9分9秒に創業する7か月前、僕達はカナダ・バンクーバーにいました。創業当時のメンバーはカナダ人のビル、代表の小谷順士、そして代表の妻の比呂美の3人。ピュアカナダ留学センターの創業準備のため会社設立の準備を整えたり、3人で話し合いを重ねたり、そして学校を訪問したりしていました。カナダにある多数の学校を訪問し、自分達の目で学校の状況を見て、スタッフと会話を交わし、ご紹介できる質の高い学校を探し始めました。
カナダ留学において良い学校とは
我々が思う”良い学校”とは、2つの基準があります。
それは”質の高いプログラムを提供していること”と”心あるサポート”です。
留学を目指す方々は大きなお金を支払って「自分の能力をアップさせる」事を主たる目的として留学を目指されます。そのことからも質の高いプログラムは絶対的に必要不可欠です。
しかし、留学には不測の事態がつきものです。「英語が分からない」「言いたいことが言えない」などというようなことから盗難や紛失、病気、怪我など何か起こった時に得られるサポートにこそ大きな意味があります。弊社はエージェントとしてこの部分をご提供していますが、同時に学校関係者の協力が必要不可欠です。
学校訪問の手順
創業直前の1999年2月に準備としてバンクーバーに滞在しました。その頃はインターネットがやっと普及し始めた頃でまだまだ留学の情報は雑誌で入手するのが当たり前の時代。
当時、学校を訪問する際には
①インターネットと電話帳(時代を感じますね)で学校の情報を調査
②学校が提供するプログラムなどを精査
③魅力的に感じた学校にアポイントメントを取る
④アポイントメントが取れた学校を訪問
というようにして学校を訪問しました。
「ウェルカム」と「門前払い」
10校ほど「この学校は素敵なプログラムを提供している」と感じる学校を選択。まず最初のアポイントを取る為に電話をかけてみました。
すると、
「ウェルカム!!ぜひうちを訪問して、学校の雰囲気やプログラムを見ていって」
という学校と
「留学業界は何年目?えっ、経験なし?じゃ、経験を積んでから、また連絡をくれたまえ」
という学校。
対応は大きく2つにはっきり分かれました。
これから留学を目指す「夢と希望に満ちた若者にどちらの学校を紹介したいか?」と言えばもちろん前者です。そこで、ウェルカムしてくれる前者に属する学校にアポイントメントを取り、訪問しました。
訪問したからこそ見えてくる分かれ道
原則として約束の時間の5分前くらいに学校に到着します。学校の正面玄関には受付があり、「自分が何者か」「誰とアポイントを取っているか」を伝えると受付スタッフが担当者を呼び出してくれます。
分かれ道①
①すぐに出てきて握手する担当者と②5~10分待たせてから「待たせてごめんなさい、~~の理由で」と説明をしてくれる担当者と③かなり待たせた上説明のない担当者などに分かれます。やはり、最初の2タイプの方は信頼できますが、最後のタイプの方は上辺だけでいいことを言っている印象をぬぐえません。
分かれ道②
その後、学校の説明や案内をしてもらうことがほとんどです。その際、①僕達の訪問のためしっかり準備し、パンフレットや写真、学内ツアー、各スタッフの紹介などをしっかり行ってくれる学校と②僕達が訪問することを覚えていたかどうかも定かではなく何の準備もしていない学校に分かれます。
分かれ道③
訪問中の会話の中で①「うちの学校はね、、、うちはね、、、」と自分のことだけを一方的に話してくる学校と②「君たちの会社はこれからどのように発展しようとしているんだい?僕達にできることは何かな?」と共に歩む姿勢を見せてくれる学校に分かれます。
訪問の前に電話の対応で「ウェルカム」と「門前払い」の2パターンに分かれた事実を書きましたが、その関門をクリアして訪問してからも上記のようにいくつもの分かれ道が存在しています。
さて、あなたが留学エージェントの仕事をしているとしてどの学校を大切なお客様におすすめしたいでしょうか?そして、あなたが留学生である場合、どの学校にお世話になりたいと感じるでしょうか?
学校の雰囲気や担当者の対応などはインターネットの情報だけでは得られないものです。しかし、留学先を決定する上ではとても重要な情報です。これらをお客様に真正面からお伝えしてきたことが弊社がカナダ留学専門として20年以上多くのお客様に支持して頂いた理由だと思います。
長くなってしまいましたのでカナダ留学訪問記 #1はここまでと致します。カナダ留学訪問記 #2では学校を訪問した際に我々が着目する点やどのような優先順位を持って判断しているのか。そして実際に「学校を訪問し、胸を張ってご紹介しいた学校だったからこそお客様を守れたという事例」をご紹介したいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
カナダ留学訪問記 #2もお楽しみに!!