- 2020.06.11
- 学校訪問記
ノバスコシア州教育委員会(NSISP)~カナダ留学訪問記 #10
こんにちは。
ピュアカナダ留学センター代表の小谷順士(こたにじゅんじ)です。
弊社の哲学、「ご紹介する全ての学校を訪問する」という点について、20年以上前から続く学校訪問の中でも、印象に残っている学校をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
ノバスコシア州教育委員会は、今やカナダ高校留学を実現する目的地として一番を争う人気を誇る教育委員会となりました。初めてお会いしたときにはまだまだ小さなプログラムが、人気の目的地に成長するために多くの方の情熱が注がれてきました。最初の出会いから今までの道のりをご紹介致します。
ノバスコシア州教育委員会(Nova Scotia International Student Program・NSISP)との出会い
最初の出会いは、NSISPトップのポール・ミルマン氏と州教育省のデービッド・ホワイト氏からのメールでした。そのメールには「提携先を探したいため、カナダ大使館に問い合わせたところ、ピュアカナダ留学センターを知った」とのこと。
当時、まだまだ高校留学に明るくなかった僕は、即座に「お会いしましょう。あなたたちのプログラムを学ばせて下さい。お待ちしています」と返事をし、初対面となりました。
ポール・ミルマンさんとデービッド・ホワイトさん
初めてお会いしたとき、「デカい人だっ」って思いました(正直)。
若い頃はラグビーで活躍した、かなり有名な選手だったそうです。がっしりした体格で野太い声で、しかし笑うとチャーミングです。
挨拶もそこそこに、色々と話を聞いてみると、とにかく熱い男であることが伝わってきました。
・まだまだプログラムをスタートしたばかりであること
・ノバスコシア州はまだ認知度が低いこと
・ノバスコシア州の素晴らしさを世界に伝えたいこと
・州教育省と協力して、留学生を承知したいこと
・費用を安く抑えることで来やすくしていること
などを話してくれました。
さらに
・各学校に1カ国5人以上にはならない
・州内に40人以上のホームステイコーディネーターを配置している
・全土に50校以上の高校がある
・7つの教育委員会にはそれぞれにディレクターがいて運営している
・7つが協力してプロモートすることで費用を安く抑えている
・州教育省が協力し、ノバスコシア州を広報している
など、様々な強みを話してくれました。
その他、単位のルールやNSISPが7つの小さな教育委員会の集合体であること等、他州とは異なる非常に魅力的な点をたくさん伺うことができました。
そしてポールさんに「魅力的なことはよく分かりました。だから、訪問して現場を観に行かせてください」と伝え、そして訪問を実現することができました。
現地訪問時、学校を実際に見学
ポールさんとお会いしてから約半年後、ハリファックス空港に到着した僕を迎えてくれたのは、当時ハリファックス教育委員会のトップだったジュディさん。空港まで迎えに来てくださって、学校を2校ほど見学させて頂きました。
各校の校長先生や教頭先生が出迎えて下さって、各校の色々なお話を伺うことができました。学校の教室・理科室や技術室・廊下・カフェテリア・ロッカー・体育館・食堂・芝生のフィールド・トレーニングルームなど、隅から隅まで見せて頂き、素晴らしい環境を満喫しました。
が、僕が一番印象に残っているのは、校長先生と生徒のやり取りです。
校長先生とは名刺交換をしなかったので、校長先生の名前が仮に「ノーマン先生」だと仮定します。
ノーマン先生・ジュディさん・僕の3人で学内ツアーをしている間に授業が終了し、生徒達が次々と教室から出てきました。その際、生徒達の多くが「ハ~イ、ミスターノーマン!」と言いながら、ノーマン先生のところに近寄ってきて、挨拶したり言葉を交わしたり!!時には背中をコチョコチョしてから走り去っていく生徒もいました(笑)
「校長と生徒の距離がすごく近い」と感じ、強烈な印象を受けました。
ハリファックス教育委員会のジュディさん
ジュディさん
前述の通り、ジュディさんは7つに分かれている教育委員会のうちハリファックス教育委員会のトップ。彼女と丸1日を一緒に過ごし、その中で彼女の素晴らしい考えに触れることができました。
NSISPの教育は”自立心”や”創造力””自主性と協調性””忍耐”を育む教育に力を入れたい、人間形成として、自分で考え・困難を乗り越える力・新しい物を作り出すクリエーティブな力・周りの人間とともに生きる力・自分を主張する事ができる力・時には耐える力など、文字で表すと簡単ですが、それを実際の教育の場で実践できているのが、このノバスコシアだと説明してくれました。
日本には日本の素晴らさがあり、カナダにはカナダの素晴らしさがありますが、特に”自立心”、”創造力”、”自主性”などは、日本人が弱い部分だと思います。日本の教育を経て、このようなカナダの素晴らしい教育を両方受けられる事で、両方の素晴らしい部分を吸収することができれば最高だと思います。(ちょっと硬いことを書いてしまいましたね・・・)
2度目の訪問の際には、空港にサマーキャンプ運営責任者のベンさんが迎えに来て下さって、念願のTruro(トゥルーロ)の本部を訪問することができました。1度目の訪問以降にやり取りをスタートしたアンドレアさんやソニアさんと初対面し、「今までやり取りしてきたから、初めての気がしないね」なんて言葉を交わしたのが印象的でした。
その後、ソニアさんの車に乗り換え、トゥルーロエリアを散策したり、学校を訪問させて頂き、お昼ご飯を一緒に食べたり、ファーマーズマーケットを訪問したりしました。
この日は、丸1日、本当にノバスコシアを満喫した1日となりました。
左からサマーキャンプのベンさん、カストディアンレター担当のキムさん、僕、アドミッションのアンドレアさんとソニアさん、そしてジュディさんの後を引き継いだリサさん。
3度目の訪問
あれからかな~~~り時間が経過した2016年、今度は3度目の訪問をしました。
この時は、写真をご覧頂いても分かる通り、我が息子と娘も一緒に連れていきました。
左端が小学3年生の娘。その他、この日おられたソニアさん、キムさん、アシェールさん、ポールさん達と!(撮影者は息子!笑)
3度目の訪問は、本当に少し挨拶するだけという感じで、1時間弱、生徒の様子を聞いたり、近況をお互い話し合った程度でしたが、とても有意義な訪問となりました!
日本での再会
毎年のようにNSISPからは弊社にスタッフが訪問してくれます。毎回、訪問する顔ぶれが異なるので、写真が多すぎますので、そのうちの一部を1枚にまとめてみました!
ダンさん、シャーリーさん、マクドナルドさん、タミーさん、ポールさん、ジェリーさん、レジスさんなどなど、本当に多くの方とお会いしてきました(もっともっとたくさんの方とお会いしています)
寂しい別れ
その中で、最も印象に残っているのが下の写真です。
まだ僅か数年前、ヒゲのジェリーさんが退職されるとなった時、最後の日本出張でわざわざ大阪まで挨拶に来て下さいました。後任で丸坊主のマイクさんも一緒で、一緒に食事をしたときの写真です。
長年一緒に仕事をしてきたので、「順士にどうしても会っておきたい」と言ってくれて、大阪でお会いしました。一緒にいた時間は僅か1時間ほどでお互いに次の予定があったのですが、食事後、ガッチリ握手を交わしてハグして別れました。
共に高校生をサポートするために精一杯頑張ってきて、生徒様にハッピーになって頂くためにケンカもしました。そんな中だからこそ、戦友が去っていくようで寂しさを強く感じたことを覚えています。
真ん中がマイクさん、右がジェリーさん。最後に大阪で一緒に食事をした際の写真です。
大人気のNSISP
今や、NSISPは世界中から2000人もの高校生が訪れる大人気の教育委員会となりました。弊社は約20年前から多くの方々にご留学頂き、日本で最初の留学エージェントの1つです。そして今も非常にお互いが信頼し合い、手を取り合ってカナダ高校留学の提供をしています。費用が安いからオススメなのではありません。
質が高くて、サポートがしっかりしていて、オススメなNSISPが費用が安いのです。留学先を選ぶ上で非常に条件が整っていると言えますね。
ノバスコシア州教育委員会(NSISP)に興味を持たれたら
NSISPには、これまで多数のお客様にご留学頂きましたが、1学期高校留学、1年高校留学、高校卒業留学のいずれも、とても満足度が高く、喜んで頂いています。
カナダ東部の大西洋に面するエリアで、日本からすると地球の真逆に位置する素晴らしいエリアでカナダらしい生活を体験しながら、英語力を伸ばし、自分を成長させる留学に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ下さいませ。
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