- 2020.07.02
- 学校訪問記
トロント大学(University of Toronto)~カナダ留学訪問記#13-1
こんにちは。
ピュアカナダ留学センター代表の小谷順士(こたにじゅんじ)です。
弊社の哲学、「ご紹介する全ての学校を訪問する」という点について、20年以上前から続く学校訪問の中でも、印象に残っている学校をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのはトロント大学です。
トロント大学、皆さんは名前を聞かれたことはありますでしょうか?世界的に超・超・超・有名な名門大学で、カナダ人をはじめ世界中の人が憧れる大学と言えるでしょう。
弊社はトロント大学の2つの部署とお仕事をさせて頂いています。
1つ目は付属語学コース
2つ目はダウンタウンキャンパスで行われている唯一トロント大学が公式で提供するESL(英語)サマーキャンプをはじめとしたジュニアキャンプ&成人キャンプです。
今回#16-1では付属語学コースと、#16-2ではNaoさんという男性、そしてニューカレッジをご紹介していきます。
トロント大学って?
トロント大学は、University of Torontoと表記します。よく略して「U of T(ユーオブティー)」と呼ばれて親しまれています。
1827年に創立されたカナダ最大規模の大学で、トロントを中心に3つのキャンパスを持ち、実に7万人以上の学生が学ぶ大学です。
世界におけるトロント大学の位置
世界的な位置を観る1つの指標として手っ取り早いのが英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が、世界の大学を研究の影響力や国際性などで順位付けしたWorld University Rankings(世界大学ランキング)ですね。
トロント大学のここ数年の世界での順位を見てみると
2020年度 世界18位 (日本最高順位の東京大学が36位)
2019年度 世界21位 (日本最高順位の東京大学が42位)
2018年度 世界22位 (日本最高順位の東京大学が46位)
と、常に世界のトップを走り続けているカナダ有数の大学であることが感じられると思います。(トロント大学が、カナダの最高順位です)
トロント大学のキャンパスを楽しむ学生達
トロント大学との繋がり
トロント大学には今まで何度も訪問させて頂きました。
1999年に創業して3年目、初めて訪問したのは2002年3月の寒い日のことでした。
この当時、まだ私立語学学校を中心にご紹介をしていたのですが、質の高い大学付属語学コースとの提携の重要性を感じていた中で、トロント大学にアポイントを取り、訪問が実現したというわけです。この日、世界的に有名な大学であることは良く理解していたので初めての訪問は少し緊張していたのを思い出します。
もちろん大前提として、世界有数の大学であっても「自分の目で見て納得できなければ、大切なお客様にご紹介はしない」と心に決めての訪問でした。
指定された場所に到着し、自分の名を告げ、出迎えて下さったのはビビアンさん(古い写真ですね笑)でした。握手を交わして自己紹介をした後、まずは応接室に通されて、トロント大学付属語学コースで提供されている英語コースの説明をして下さいました。その後、オフィス内にいるスタッフ一人一人をご紹介下さって握手と言葉を少し交わし、更に丁寧に大学を案内して下さって、トロント大学のプログラムの魅力、環境の魅力、人の魅力を存分に感じることができました。
初めて訪問した際に迎えて下さったビビアンさん
マリオさん
その後も何度も訪問させて頂いたり、アポなしで大学内を散策したりしました。
写真の記録として残っているのはここから2013年8月まで時間が一気に進みます。
多数の大学生にトロント大学付属語学コースをご紹介し、とても喜んで頂いていたので、改めて今の現状を見るためにアポイントを取りました。既に弊社と何度もやり取りをしていたマリオさんとお会いすることになりました。
当時、弊社バンクーバーオフィスのスタッフだったトモミは、このマリオさんともお会いしていましたし、とても愉快で楽しい方であることが分かっていたので、この日はとてもリラックスした気持ちで訪問することができました。
ブラジル生まれで大人になってからカナダに移り住まれたマリオさんと初対面したときにはとてもノリノリな感じで「おーー、君がジュンジか。いつもやり取りをありがとう。僕がマリオだよ」とフレンドリーに握手を交わしたのを覚えています。
この時のマリオさんとの会話は多岐に渡りました。
それまでに学んで頂いた学生さんの様子やトラブル、喜んで頂いたことなどの話はとても盛り上がりました。
訪問時には、やはりプログラムの最新情報や特徴の話しを聞くことは、今後トロント大学への留学を目指す方への貴重な情報となります。
応接室内で話をしているだけでは大学を感じることはできないので、この日もマリオさんと共に大学内の至る所を見学し、改めて巨大で美しいキャンパスを肌で感じることができました。
この日のお話の中でとっても印象に残ったのが「ボランティアの機会」の話です。マリオさんが特にボランティアの意識が高いからか、「ぜひ留学生にも英語を学ぶと同時に、カナダでボランティアを体験する経験を通してカナダ文化を学んでもらいたい」と熱く語ってくれました。
オンタリオ州では、高校生が高校卒業資格を取得するための条件の1つに「ボランティアを50時間以上行う」という要件があります。トロントをはじめオンタリオ州ではボランティア文化が根付いていると言えるのかな~と感じました。トロント大学付属語学コースで学ばれる方は、ぜひボランティアにチャレンジして下さいね。(地元カナダ人と知り合えるだけでなく、カナダ人のホスピタリティに触れられますし、心の優しさを感じられると思います。もちろん英語力にも大いにプラスだともいますよ!)
楽しく迎えて下さったマリオさんとガッチリ握手
トロント大学付属語学コースのプログラム
ここでは大まかなご紹介をさせて頂きますね。
大きく分類すると、弊社がご紹介しているプログラムは2つのカテゴリーに分かれます。
English for Academic Purposes(アカデミックを目的とした英語)
・Academic English
・Academic English Level 60 Conditional Acceptance
English for General and Professional Purpose(一般&プロレベルを目的とした英語)
・English for Effective Communication
・English for Business Communication
というように分かれています。
English for Academic Purposesというカテゴリーの中に「Academic English」と「Academic English Level 60 Conditional Acceptance」があります。
■Academic Englishは、トロント大学や他のカナダの大学に進学を目指したい学生のアカデミック英語力アップを目指すプログラムです。弊社のお客様の大部分がこのプログラムを受講され、厳しい中にも楽しく充実感を感じてご満足頂いています。1タームは12週間、年に4回(9月、1月、4月、7月)に開講しています。
■Academic English Level 60 Conditional Acceptanceは、トロント大学の学位プログラムに条件付きで受け入れされているけれど、英語力がもう少しだけ足りない学生のための英語準備プログラムです。
次に、English for General and Professional Purposeというカテゴリーの中に、「English for Effective Communication」と「English for Business Communication」があります。
■English for Effective Communicationは特に人気が高いプログラムで、スピーキング&リスニングというコミュニケーション能力に焦点を当てた内容になっているので、たくさん話す、正確に話す、自信を持って口にするということをとても大切にしてくれます。
■English for Business Communicationは、ビジネスの場面で使えるスピーキングとライティング(メール等のコミュニケーション)に焦点を当てます。またビジネストピックを盛り込んだリーディングやリスニングにも力を入れ、ビジネスの場面に自信を持ってのぞめるベースを作ることを目的としています。
これら2つは1タームは4週間、基本的に毎月開講しています!
トロント大学付属語学コースのオススメポイント!
世界トップレベルの大学で学ぶ経験をしたいとお考えの方々には、ぜひトロント大学付属語学コースを自信を持っておススメしたいと思います。
特徴としては、
・カナダ最大の町トロントの中心地に位置する都市型大学
・世界最高峰の大学
・12週間のコースと4週間のコースをうまく組み合わせて時間ロスがない
・国際色が豊か(セメスターによって異なるようです)
・ボランティアの機会
など、魅力満載です!
まだまだ続くトロント大学のご紹介
今回はここまでとなりますが、トロント大学のニューカレッジで行われるプログラムがこれまた魅力満点です。トロント大学が公式に世界の中学生&高校生に向けて提供する唯一のESL(英語)ジュニアキャンプをはじめ、成人に向けてのサマーキャンプ、更に今年はコロナの影響もあってトロント大学初のオンラインでのESL(英語)サマーキャンプの提供も決定しました。
僕にとって、いつも刺激を頂いているかっこいい生き方をしている男性のご紹介も致します。来週の続編もお楽しみに!!