- 2020.12.10
- 学校訪問記
ペンビナトレイルズ教育委員会~カナダ留学訪問記#21-1
こんにちは。
ピュアカナダ留学センター代表の小谷順士(こたにじゅんじ)です。
弊社の哲学、「ご紹介する全ての学校を訪問する」という点について、20年以上前から続く学校訪問の中でも、印象に残っている学校をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介したいのは、カナダ高校留学を検討されている方におススメしたいペンビナトレイルズ教育委員会(Pembina Trails School Division)です。ペンビナトレイルズ教育委員会と聞いて「あぁ、あそこね」ってなる人はおられないと思います。名前からは「カナダのどの場所だろうか?」と思われるかと思いますが、とても魅力的な教育委員会ですので、是非ともご紹介したいと思います。
これまでに僕は2度、ペンビナトレイルズ教育委員会を訪問しています。
1度目は2009年、2度目は2019年の訪問になります。
で、ペンビナトレイルズ教育委員会ってどこにあるの?
ペンビナトレイルズ教育委員会は、マニトバ州の州都ウィニペグ市に位置する教育委員会となります。
マニトバ州とは、カナダの西側から数えて4つ目の州(ブリティッシュコロンビア州、アルバータ州、サスカチュワン州の次)にあたり、大部分が大平原が広がる州です。
カナダの大陸の中央に位置しており、広大な穀倉地帯が広がり、360度パノラマという感じで、本当に広大な地球を感じられます。
巨大な州の中でも「カナダのへそ」と呼べる位置(カナダの真ん中の下の方)しているのが州都ウィニペグです。周囲は平原に囲まれていますが、レッド川の周りに栄えた東部カナダと西部カナダを結ぶ起点として、歴史的には地理的な要として発展してきました。
そんなウィニペグ市の南西に位置しているのがペンビナトレイルズ教育委員会です。
ウィニペグという州都と、クマのプーさん
人口は約78万人、このエリアで圧倒的な規模を誇る美しい町です。ウィニペグという名前を聞いたことがない人でも、「クマのプーさん」はご存知ではないでしょうか?
くわしいことはここでは書きませんが、クマのプーさんのモデルは実在しています。
元々は戦時中、オンタリオ州で猟師が連れていた子熊を軍獣医のコルバーン中尉が引き取ったそうです。このコルバーン中尉の故郷がウィニペグということでウィニーと名づけられました。やがてカナダ軍のマスコットとなったこのクマは隊と一緒にイギリスに渡り、そこでイギリスの動物園に寄贈されます。そこでウィニーを見た「クマのプーさんの作者、ミルンの息子クリストファー・ロビン」が、クマのぬいぐるみに「ウィニー」と名付けたそうです。ちなみに本物のウィニー(生きてるクマ)にクリストファー君がはちみつをあげている写真が現存しているそうですよ(笑)
ウィニペグという街の魅力
ウィニペグは平たんなエリアであることはお伝えした通りです。冬はとても寒く、下がる時にはマイナス35~40度になることもあります。でも正直寒さなんて気にすることはありません。
街は70万人を超える大都市で、必要とされる全てが揃っていますし、人気の高い大学が2つも立地(University of Winnipeg、University of Manitoba)しています。
100年以上前から栄えていて、古い街並みと近代的な高層ビルが見事にミックスされた美しい街です。美術館や博物館が30カ所以上もある文化的にも魅力あふれるエリアです。都会の魅力と共に、少し郊外に出ると溢れ出る魅力満点の大自然、それを楽しむアウトドアアクティビティやスポーツなど、飽きることのない環境を提供してくれます。
ペンビナトレイルズ教育委員会との出会い
初めての出会いは、カナダ大使館主催の留学フェアにペンビナトレイルズ教育委員会の留学生部門のブレント・プールさんが出席されていたことからでした。僕達はたくさん話しをし、そしてやり取りを続けました。
ブレントさんはとても穏やかなおじさんで、話をしていて「すごく盛り上がる」ということはありませんでしたが、和やかにウィニペグのこと、留学生のことなどを話せる方でした。
ブレントさんにペンビナトレイルズ教育委員会の魅力を聞いてみたところ、興味を引かれたのは
①留学生のサポートが我々の自慢だ
②9月から正規留学をされる場合、その前の4~6月の3カ月間の授業料が無料
という点です。
僕自身、我が子をカナダ高校留学に送り出している父親ですので、留学先として検討する上で最も重要視するのは「留学生に対するサポート」です。ブレントさんは「僕のチームは留学生をサポートする上で最高のチームだ」と力強く何度も繰り返しておられたことがすごく印象的でした。
初めてカナダ大使館フェアでブレントさんとお会いした時の写真
しかしブレントさんはもう一つ分かっておられたことがあります。それはウィニペグという街はバンクーバーやトロントのように有名な都市ではないということです。魅力に溢れているのに知名度が低いことはウィニペグの弱点であることです。そこで、9月から6月まで少なくとも1学年の高校留学を約束してくれる生徒さんには、日本の学校が3月に終了した後、4月~6月までの3か月間を予行練習の期間と捉えて留学生を受入れ、カナダ人と共に授業を受けて頂くことを推奨し、しかも授業料を無料にするというどでかいプレゼントを用意されているとのことでした。つまりこの期間中は「ホームステイ費用や個人的な出費」だけで、授業料(30~40万円相当)は無料にしてくれるという太っ腹ぶりです。
ご自身が代表を務められているペンビナトレイルズ教育委員会の留学生部門に自信と誇りを持っているからこそできるオファーなのではないかと思います。
ということで、ペンビナトレイルズ教育委員会との出会いについてご紹介致しました。
次回はいよいよブレントさんに会いにウィニペグに飛んでいきます。ペンビナトレイルズ教育委員会の特徴や魅力、更に2回目の訪問についてご紹介させて頂きたいと思います。ぜひ次回もお楽しみに!
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