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ゲルフ大学(University of Guelph)~カナダ留学訪問記 #8

スタッフブログ
ゲルフ大学(University of Guelph)~カナダ留学訪問記 #8

  • 2020.05.28
  • 学校訪問記

ゲルフ大学(University of Guelph)~カナダ留学訪問記 #8

こんにちは。
ピュアカナダ留学センター代表の小谷順士(こたにじゅんじ)です。

弊社の哲学、「ご紹介する全ての学校を訪問する」という点について、20年以上前から続く学校訪問の中でも、印象に残っている学校をピックアップしてご紹介していきたいと思います。

カナダで大学付属語学コースで学びたい、単位認定留学、もしくは、大学正規留学をしたいというご希望を頂く際、必ず候補の1つに挙がる大学です。

ゲルフ大学(University of Guelph)

日本人の僕たちにとってゲルフという地名はほとんど耳馴染みがありません。英語ではGuelphと表記します。オンタリオ州南部にある都市で、カナダ最大の町トロントから約1時間のところに位置しています。そこにある公立大学が今回紹介するゲルフ大学です。

ゲルフ大学のキャンパス

ゲルフ大学との出会いと最初で最後の「例外」

カナダ大使館で毎年2回開催されているカナダの教育機関と日本のエージェントが集うフェアで、ゲルフ大学のスタッフさんと直接お会いして大学に関する詳しい話を聞き、その後メールで何度もやり取りをしながらこの大学のことをかなり勉強しました。これが弊社とゲルフ大学との出会いでした。
 
 ある日、Daiki君というお客さんが留学相談にお越しになり、彼のご希望を聞けば聞くほど「ゲルフ大学がピッタリじゃないか」という気持ちが大きくなってきました。しかしそれと同時に前述した弊社のポリシーに反するため「訪問していない学校はご紹介できない」という想いも引っかかりなかなかゲルフ大学のことを彼にお伝えできませんでした。
 
 2度ほどカウンセリングをしたところで、それでも頭にゲルフ大学のことがあるのに他の学校や大学のご紹介をしている自分に違和感を感じ、正直に彼に打ち明けることにしました。
「弊社では訪問していない学校はご紹介しないというポリシーを持っています。でもDaiki君のご希望を聞けば聞くほど、僕はまだ行ったことがないけれどゲルフ大学というところがピッタリなんじゃないかと思います。何度も言いますが実際に訪問していないので、環境などが本当かどうかを現時点で確認する術がありません。それでもよければ僕が持っているゲルフ大の情報をい伝えしますがいかがでしょうか?」と伝えると、Daiki君は「ぜひ!」とのこと。そうして当時の僕が知り得る限りのゲルフ大学の情報をご提供しました。最終的に彼は「僕はゲルフ大学に行きます」と心を決められました。これが弊社の「ご紹介するすべての学校を訪問する」というポリシーの最初で最後の例外事例です。

 しかしこのままでは自分の中で納得できませんでした。長年貫いてきたポリシーを守るというのもそうですが、何より自分が行ったことのない環境をおすすめして、いざ彼が現地に行ってみると「聞いていたのと全然違う」ということになることもあり得ます。そうすると彼にとって一生に一度の留学が台無しになってしまいます。Daiki君は既にゲルフ大学への留学を決心し、手続きを進めていくことになりましたが僕は「やっぱり彼が行く前にゲルフ大学に行こう」と急遽出張の旅程を無理やり調整しゲルフを訪問することにしました。

 ゲルフ大学ではカーメラさんとデビーさんという二人のスタッフが出迎えて下さり、大学の環境やプログラムだけでなくお二人以外の留学生部門に携わるスタッフやゲルフという町のことなど丸1日かけて丁寧に紹介して頂きました。そしてゲルフ大学を後にしたその夜、日本にいるDaiki君に「あの時は『行ったことがない大学だ』とお話ししましたが、今は“訪問したことがある、胸を張ってオススメできる大学”です。期待してカナダに来て下さい」と伝えました。

ゲルフ大学訪問

前述したカーメラさんとデビーさんに出迎えていただいて始まったゲルフ大学訪問。
この日ゲルフには公共バスで向かったのですが、お二人はわざわざバス停まで来て待っていてくださいました。「はじめまして」の握手を交わし(実際にはカーメラさんとお会いするのは2度目)、そこからキャンパスツアーが始まりました。

 メインの建物に入り各部署のスタッフ達と挨拶をした後、予約しておいてもらった部屋でゲルフ大学の提供するプログラムや学生の生活環境を改めて詳しく聞きました。その後、カナダナンバーワンとして名高い学内のレストランで一緒に食事をしながら、大学のことだけでなくお互いの家族のことやこれまでの経歴について話しました。食事の後にはカーメラさんの車で大学周辺の大自然やハイキングができるエリアを紹介いただき、更にゲルフ市内を散策しました。
 
 カーメラさんはとても仕事熱心な方で、プログラムのことや大学に関わる様々なことをとても丁寧に教えてくれました。デビーさんはホームステイ部門のスタッフさんなのですが、彼女自身がスペインに留学経験があるらしく、その時の経験から「ホームステイの質の高さは留学に必要不可欠だ」ということを理解されておりゲルフの「ホームステイには絶対の自信がある」とおっしゃっていました。

カーメラさんとデビーさん

出迎えて下さったカーメラさんとデビーさん

ホームステイ先を訪問

ホームステイ先を訪問した際の写真

ゲルフ大学のELPプログラム

ゲルフ大学のプログラムの特徴は大きく分けて2つあります。

1つ目はレベルが10段階に分けられていることです。最初に申し上げておきますと、これだけ細かくレベル分けされている大学はカナダ国内のどこを探してもありません。カナダの大学付属語学コースはいずれもレベル分けをしていますが、その数は平均的に3〜5段階。多いところでも7レベルです。細かいレベル分けをすることのメリットは最も自分のレベルに合ったクラスで学ぶことができるという点にあります。もしレベルが3つしかない環境で自分は限りなくレベル3に近いのに真ん中のレベル2のクラスに入ったとしましょう。すると同じクラスには限りなくレベル1に近い人もいれば、ちょうどレベル2くらいの人もいることになります。そうなると、先生は一番レベルの低い人に授業のペースを合わせることが多いです。するとレベル3に近い実力を持っている人にとってはとことん物足りないでしょうし、真ん中位の人にもメキメキと力をつけていくには少し易しすぎる内容になります。レベルが細分化されることにより自分の実力に最も適した環境で同じくらいの実力を持つ仲間と高め合うことができます。

2つ目は、英語の主要5スキルをバランスよく伸ばしていくことができるカリキュラムだということです。ゲルフ大学ではReading (読む) Writing (書く) Listening (聞く) Speaking (話す) Grammar (文法)の5つの授業が用意されており、各授業を週に5時間ずつ、合計25時間学ぶサイクルでセメスターが進んでいきます。各授業で宿題が出され、学生は様々な側面から英語力の獲得を目指していくことができます。 レベル6までは教科書に沿った内容がメインになりますが、レベル7を超えると政治や環境問題を取り入れたトピックも登場し非常にアカデミックな内容になります。弱みを克服して強みもしっかり伸ばせるカリキュラムはゲルフ大学の自慢の一つです。

2019年訪問時

2019年12月訪問時の写真

ゲルフの環境

トロントから1時間ほど西に行ったところにある小さな田舎町ゲルフは、緑豊かで落ち着いた雰囲気の学生の街です。街の規模は小さくてもダウンタウンには活気があり週末のバーやレストランは多くの人で賑わいます。大学とダウンタウンを結ぶ大きな通りの真ん中にあるボートハウスと呼ばれるピンク屋根が目印のアイスクリーム屋さんがゲルフ大学に通っていた弊社スタッフ(横見竜也・ゲルフ大学に1年留学)の一押しスポット。夏限定でオープンするこのお店は美味しいアイスで有名ですが店の隣にある大きな池でカヌーができることでも人気!カナダならではの自然と落ち着いた雰囲気の街で充実した留学生活を送ることができます。

ゲルフ大学に興味を持たれたら

ゲルフ大学には、これまで多数のお客様にご留学頂きましたが、とても満足度が高く、喜んで頂いています。留学した先輩から後輩を紹介して頂き、その方からまた次の後輩をご紹介頂くというような感じで、ドンドン、ゲルフ大学のつながりが広がっているほどです。

カナダの大都会(トロント)に近い小都市でカナダらしい生活を体験しながら、英語力を伸ばし、自分を成長させる留学に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ下さいませ。
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