- 2024.04.19
- スタッフ留学日記
大手留学会社の倒産を経て
某日、ピュアカナダ留学センターのオフィスに男性が訪れてくださいました。
お名前は久保園さん。
彼は
「小谷さん、僕のこと、覚えておられますか?」
「僕は14年前、小谷さん、ピュアカナダさんに救われた者です」
「14年も間なので、覚えてもらってなくて当然です」
「どうしてもご挨拶に伺いたくて・・・」
「バンクーバーオフィスのTomomiさんにもお世話になりました」
とのこと。
もちろんお顔を見て、すぐに思い出しました。
2008年と2010年、2つの大手留学会社の倒産のニュースが世間に不安を与えていました。
多くの方が「費用を振り込んだが、留学会社が倒産したため、留学に行けない」という事態でした。
当時、弊社にご相談に来てくださった生徒様のお父様から「おたくは大丈夫なの?倒産したり、お金を持ち逃げしない?」と言われたことも1度や2度ではありません。
彼は、その大手留学会社の倒産の被害者の一人でした。
彼は
「小谷さんが僕を食事に誘って下さり、落ち込む僕の話をじっくり聞いて、留学に導いてくれました」
とのこと。
あの当時、どのようなお手伝いをし、どのように留学を実現して頂いたのか、具体的なことは覚えていないのですが、、、
14年前、ILACという語学学校に通う形で留学を実現して頂きました。
「当時のカナダオフィスのTomomiさん、そしてILACの日本人スタッフの方にもお世話になり、あの留学のおかげで今の自分があります」
と話してくださいました。
当時の彼は28歳、僕は.38歳。
14年の時間を経て、彼は今、福祉の分野で活躍されているそうです。
あの時の経験が、今の彼の人生に活きていると思うと、とてもとても嬉しい気持ちになり、そしてこうして挨拶に来てくださるという行動をとって頂けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
留学のお仕事は「人生に大きなプラスの影響を与える」と信じて、多くのお客様のお手伝いをさせて頂いています。より多くのお客様に「人生のプラス」を得て頂けるよう、今後も精一杯、誠意をもって取り組んでいこうと心新たに思える、とても嬉しい再会となりました。
もちろん彼とは「14年ぶりのご飯の約束」をしています!!(笑)