- 2020.10.08
- youtubeライブ配信
Youtubeライブ配信で登壇頂いた世界の仲間1
こんにちは。
ピュアカナダ留学センター代表の小谷順士(こたにじゅんじ)です。
毎週、弊社の哲学、「ご紹介する全ての学校を訪問する」に焦点を当てて印象に残る学校訪問をご紹介していますが、今週と来週は先日行いましたYoutubeライブ配信でご登壇頂いたオーストラリア留学とニュージーランド留学のプロの方々とのとっても不思議なご縁で繋がった出会いをご紹介したいと思います。
国は違えど志は同じ。留学に携わる僕達らしい、とてもドラマチックな出会いの数々をご覧下さい。
Youtubeライブ配信、大反響!
2020年9月24日21時から開催した座談会「人気留学先ワールドバーチャルツアー~3か国の”いま”を知る~(カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)」はこちらからご覧頂けます。
カナダへの留学を検討されている方だけでなく、オーストラリアやニュージーランドへの留学を検討されている方やその方々を応援されるご家族&高校や大学等の学校関係者の方々に向けて、3カ国の今をご紹介する形で開催いたしました。
ご覧頂いた方々から「日本にいては分からない海外の様子がよく伝わってきた」「現状を映像で見られるのはとても参考になった」など多くの反響を頂き、大好評でした。既に第二回以降のご要望もいただくほどでした。
3カ国での座談会が生まれた背景
今回の座談会が生まれた背景についてご紹介したいと思います。
まず座談会を思い立った背景には僕の息子の存在がありました。
僕の息子は現在高校1年生の年齢なのです。8月末にカナダへの高校留学で渡航予定でしたが、コロナの影響で今も出発ができていません。すぐにでもカナダ高校留学に出発したいという気持ちを胸に秘めながら、誰も責めることができない現状に対して、前向きに明るく向き合っている息子の姿を日々見ています。
息子の姿を傍で見ている中で、「カナダ留学のプロとして、そして父親として、自分に何かできることはないか?」と考えるようになりました。
息子にとっては【親父がカナダ留学のプロ】なのでカナダの現状はある程度分かっていますが、日本中には「自分の留学したい国は今、どうなっているんだろう?」とネットを見る日々を送っておられる方もきっと多いのだと思います。
そこで、今、こんな世の中だからこそ「日本中の留学を目指す若者や、留学を応援されるご家族や学校関係者の方々に現状をお伝えすること」が、僕達にできることではないかという結論に至りました。
カナダ留学のプロである僕は、カナダの現状をお伝えすることができます。
しかし、日本中の留学希望者が全員カナダに行くわけではありません。
そこで留学の3大人気国であるオーストラリア、ニュージーランドを含めた3カ国の現状をお伝えするライブ配信を思いつきました。
「力を貸してほしい」「よっしゃ、もちろん!」
僕には、オーストラリア専門の留学会社を経営している知人が2名、そしてニュージーランド留学専門の留学会社を経営している知人が1名います。
今回、全く営業やビジネスの要素を持たず、純粋に3カ国の現状をお伝えすることに集中することを約束事として、「ぜひ日本中の留学を目指す人々、そしてその彼らを応援するご家族や学校関係者に正しい情報を発信するため、力を貸してほしい」とお声がけさせて頂きました。
仕事になるわけではありませんし、収益が上がるわけでもありませんので、彼らに目に見えるメリットがないことは最初にはっきりお伝えした上でご協力を依頼することとなりましたが、3人の彼らはそんなことは意に介すことなく「やろう」「よっしゃ、もちろん」と二つ返事をして下さいました。
力を貸していただいた3人の社長
今回の座談会に協力してくださった方々は、
エアーズロック留学センター 吉田 宏幸社長(東京・オーストラリア留学専門)
Hiko留学ネット 藤原 愛彦社長(シドニー・オーストラリア留学専門)
EduKIWIニュージーランド留学センター 相川 壮史(クライストチャーチ・ニュージーランド留学専門)
という心ある3人です!
吉田さんのことはヒロ、藤原さんのことはヒコさん、相川さんのことは相川さんと呼んでいますので、以後、この書き方で表現させて頂きます。
初顔合わせ
当初はヒロ、相川さん、僕の3人で行う予定だったので、初めての3人でのミーティング、皆が忙しい社長ばかりです。時間を調整し、Zoomのセッティングをし、いよいよ初顔合わせ。
オーストラリアのヒロとニュージーランドの相川さんは初対面なので、お互いに自己紹介から始まりますが、お互いに海外を渡り歩いた人間同士なのであっという間に打ち解け、お互いの仕事のことや国の現状、コロナのことなどをひとしきり話し、もう意思疎通はばっちりでした!
メールでは各人から快諾を頂いていたものの、やはり発起人である僕から「今回のライブ配信への想いと主旨」を説明し、「営業ではないこと」「息子の姿を観て思い立ったこと」「留学を目指す人々、支える人々のお力になりたいという気持ち」などを伝えました。2人ともその方針や想いをしっかり理解して下さり、開催が本決まりとなりました。
ヒロは「ヒコさんの力も借りよう」とのことでしたので、別時間にヒコさんともZoomでミーティングをし、ベクトルを同じ方向に向けてもらい、ご協力頂くことが決定しました!そして、1カ国1名の登壇という方向性も決めていたので、オーストラリアの登壇者はヒコさんということで決定しました!
準備に四苦八苦
唯一、僕だけは「現在のカナダ~カナダ留学のプロが語る、コロナは?生活は?学校は?」と題してYoutubeライブ配信を1度だけ経験していました。でもあとの3人はもちろん初挑戦。そもそも「ライブって何?」という状況からのスタートとなりました。
まず最初の難関はZoomの使い方。40代後半~50代のおじさん集団が、思い切ってライブ配信をしようと決断したわけですから、喋りと言うよりは技術的なハードルがかなり高いということは分かり切っていましたが、やはりそこに巨大な壁がそびえたっていました。
若い方にとっては、ひょっとしたら「なんでもない作業」「超簡単」なのかもしれませんが、おじさん軍団にとっての最初の難関は「ホストの移動」です。総合司会の僕が最初はホストなのですが、その後にニュージーランドの発表の時には相川さんに、次のオーストラリアの発表ではヒコさんに、そしてカナダの発表で再び僕にホストを移動させていくことが必要になります。
頭では分かってるんです。頭では分かっても、おじさん達は生まれた頃にはインターネットもなかった、スマホもなかった、Youtubeもなかったし、Zoomもなかった。画面に向かって話す経験がなかったんです。なので、「自分が何を分かっていないのかが分からない」「どこに気を付ければいいのかが分からない」という状態に陥ってしまう場面が何度もありました(笑)
おじさん最強説
Zoomのホストの移動すらも四苦八苦するおじさん軍団ですが、おじさんにも強みがあります。それは「粘り強い」ことと「なんでも楽しむスピリット」です。
がっはっはと大笑いしながら、何事にも前向きで「あ~~~~、こうやればホストが僕に来て、これで画面の共有ができるようになるわけね~~。なるほどなるほど」と、まるで小学生が新しいものを知ったかのように、この1つ1つのステップを楽しみ、スポンジとは決して言えない脳みそでグングンと新しいテクノロジーのほんの上澄みを吸収していきました。
Zoomはパソコンで行いながら、練習で「限定公開」したYoutubeライブ配信の模擬練習で自分達の姿をスマホで映し出した時のおじさん達のイキイキした目は忘れらせませんよ(笑)
絶対にやってやる、そして楽しむ
おじさん達のもう一つの強みが、「なんでも真剣に取り組む」ということではないかって感じました。
最初は「できるかな~」「不安だな~」「多少は失敗してもいいでしょ」とか言いながらのスタートでした。でもそれはうわべだけで、海の向こうにいるおじさん達は、「現地の様子を撮影するために飛び回り、Zoomでの練習を独自で繰り返し、喋りの練習もし、動画の編集にも余念がない、何事にも真剣に取り組む」という姿勢を徹底的に見せてくれました。
「やるなら徹底的にやらなきゃ」そして「やるなら楽しまなきゃ」っていう精神で出来上がっているおじさん達、自分で会社を経営して最短でも11年、最長30年近い4人が集まっているので、その辺は何も言わなくても皆が感じ取っていました。
Zoomでのミーティング中の会話中は、とにかく楽しく、どんなに準備しても不安は消えず、でも「情報を待っている人々のために」という芯はぶれず、心地よい緊張感で本番を迎えることができました。
本番はご覧頂いた通り
当日は多くの方にご視聴頂き、自分達のお伝えできる最大限のものをお見せできたのかな~と少し自画自賛しています。カナダについては放送事故のように音声が聞こえない事態も起こってしまい、「あれだけ練習したのに・・・」と落ち込む瞬間もありましたが、それすらも「次回につながる経験だ」と受け止めています。
全ての方が撮影等に快く協力して下さって、おかげでこのような配信を実現することが叶いました。
テクノロジー初心者のおじさん達は、「自分達でもできるんだな~」と自信を得たり、「次は何をやる?」と自分達の成長で次の可能性に目を向けたり、どこまでも貪欲です。
今後も、留学を目指す方々、そしてその彼らを応援する方々のお力に少しでもなれるような配信を継続していきたいと思っておりますので、ぜひ第二回、第三回と楽しんで最新情報を仕入れて頂きたいと願っております。
次回と次々回は、今回協力して下った3人の社長たちとの不思議なご縁で繋がった出会いについてご紹介したいと思っていますので、次回&次々回もお楽しみに!