医療英語とは?
医療英語コースは看護師の方を中心に医療関係の仕事に従事されている方、もしくはこれからお仕事に就こうとされている方を対象にその業界で働いていくのに必要な英語力を磨くコースです。医療現場で患者さんや他の医療スタッフと効率的なコミュニケーションに必要な医療専門用語の学習、リスニング、スピーキング力の向上を目的や必要性に合わせたロールプレイを通じて目指します。
対象年齢
18才以上の方が対象です。
対象都市
バンクーバーとトロントで提供されています。
学習内容
学校によって提供する内容が異なりますが、一般的に現場で患者さんや他の医療スタッフと効率的なコミュニケーションとを図るための会話や、医療専門用語を幅広い分野から学んでいきます。
具体的には、
・泌尿器系
・筋肉・骨格
・薬学と薬剤師
・血液循環
・緊急医療 / 緊急治療室 ER
・神経系
・呼吸器系
・消化器系
・リンパ系
・苦痛緩和治療
・職業と理学療法
・精神科医療
・医療通訳
など様々な分野があります。
実際の医療現場に触れる機会
カナダでは英語力やビザといった諸条件をクリアすることで実際の現地の病院やクリニックでカナダ人看護師や医師が患者さんとやり取りをする医療行為を行う現場の見学や医療に従事する人たちに質問ができる場合がございます。詳しくはご相談ください。
医療従事者を元気に!
弊社代表の小谷は2007年以来、京都府の看護学校4年生の方々に1年に1度授業を提供しております。若い頃大切な友人を世界でも珍しい難病で亡くした経験を持つことから「患者の友人」という立場で看護師というお仕事の素晴らしさや社会で働くことの意義などをお伝えしています。
毎年看護師の卵たちに「なぜ看護師の道を選んだの?」と尋ねると
「お母さんが看護師をしていてかっこいいと思ったから」
「家族が病気の時、担当の看護師さんにとてもお世話になったから」
「人の役に立ちたいから」
「人の命を救いたいから」
といった素晴らしい理由に毎年胸が熱くなります。
しかし、そんな学生ばかりというわけではなく
「勉強・課題・実習が忙しく、遊ぶ時間もリラックスする時間もない」
「いつしか看護師を目指したことを後悔している」
「目標を見失ってしまいました」
といったお話を聞くことも実際のところあります。私たちが普段の業務をしている中にも医療に従事する方からのお問い合わせで今の医療関係の仕事を辞めて留学をしたいというご相談を多くいただいていることに気づきました。理由を尋ねてみると「多くの死に直面し精神的に辛くなってしまった」「夜勤などの激務が重なり体力的にきつくなってしまった」というものが多かったです。それでも多くの方は看護師の仕事は嫌いではないとおっしゃいます。
そこで弊社ではカナダ留学を看護師や医師のお仕事に一時的に疲れてしまった人や看護師や医師を志していたものの目標を見失ってしまった人などを対象に自分を見つめ直したり、一度リフレッシュする機会にできないだろうかと考え医療コースの取り扱いをはじめました。
今がまさにチャンス!
医療の世界で活躍されていた看護師や医師の方々、いったん職を離れ、もしくは休職し、心も体もリフレッシュすると同時に、医療英語を習得することで日本でお仕事に復帰する際には外国人患者にも落ち着いて対応することができ、より幅広い業務をこなすことができるようになる素晴らしいチャンスです。
近年訪日外国人旅行者が急増していることもあり、海外留学を経験した看護師や医師の存在が日本全体に大きく貢献できる時代がすでに到来していると言い換えることができます。看護師留学や医療英語留学に興味をお持ちの方は以下よりお気軽にお問合せください!