大学・カレッジ付属語学コースとは
カナダ全土には多くの大学・コミュニティカレッジがあり、そのほとんどが公立です。これらの多くが英語を第一言語としていない人々(留学生や移民)が大学・カレッジ進学をサポートするための語学コースを併設しています。これが大学・カレッジ付属語学コースです。
対象年齢
高校生を除く18才以上が対象です。
対象都市
カナダの西部から東部まで幅広く多くの大学付属語学コースを提携しています。
■ビクトリア(ビクトリア大学)
■ナナイモ(バンクーバーアイランド大学)
■バンクーバー(ブリティッシュコロンビア大学)
■カムループス(トンプソンリバーズ大学)
■カルガリー(マウントロイヤル大学)
■ウィニペグ(マニトバ大学・ウィニペグ大学)
■サンダーベイ(レイクヘッド大学)
■オリリア(レイクヘッド大学)
■トロント(トロント大学)
■ゲルフ(ゲルフ大学)
■ピーターボロ(トレント大学)
■ロンドン(ウェスタン大学)
■モントリオール(ゲルフ大学)
■フレデリクトン(ニューブランズウィック大学)
■セントジョン(ニューブランズウィック大学)
■ハリファックス(セントメリーズ大学)
などとても人気の高い都市にある大学付属語学コースと提携関係を築いています。
大学・カレッジ付属語学コースの魅力
カナダ人と同じキャンパスで語学を勉強。あなた次第でカナダ人と出会うチャンスは溢れるほど!カナダ人学生と同じ生活をし、クラブ活動やプール、アクティビティで知り合ったらさらに大学生になりたいという気持ちが強くなるかもしれません!
北米の大学・カレッジ進学を目指すなら大学・カレッジ付属語学コースは魅力的な選択肢の1つです。大学生、カレッジ生になったときに役立つスキルを中心に習得することができます。
世界中から集まる大学やカレッジを目指す学生はよく勉強するします。それでいて遊ぶときはしっかり遊びます。そんなメリハリのある仲間とこれ以上ない楽しい時間を過ごしながら大学準備として実りある時間が送れることは付属語学コースの大きな魅力です。
授業の特徴
北米の大学・カレッジでは、教授が専門的な英語を交えながら授業を行なっていきます。
あなたの成績の評価は
・授業への参加率
・レポート
・テスト結果
・課題の提出
・プレゼンテーション
などで総合評価されます。
そこで、大学・カレッジ付属語学コースの授業では基礎的な英語力に加え、ノートの取り方やプレゼンテーションの仕方、リサーチの方法など大学・カレッジの正規コース入学後に必要なスキル中心に授業が行なわれます。
授業は週20時間(1日およそ4時間)の場合が多く、授業と同じくらいの宿題が出される大学も少なくありません。しっかり授業に参加し、宿題もこなせば、英語力が伸びますが、やらなければ上のレベルに進級できず、同じレベルを何度でも繰り返すことになってしまいます。語学学校にない厳しさを持っているのも特徴のひとつです。他国から集まる学生も大学へ進学を目的とする学生がほとんどであるため、お互いにモチベーションを高めながら厳しい授業や課題を共に乗り越える仲間にもなれるはずです!
大学付属語学コースと私立語学学校の違い
大学やカレッジ付属語学学校の授業と私立語学学校の授業はどのように違うのでしょうか?各校に様々な特徴がありますが、ここでは一般的な違いをご紹介していきます。
大学・カレッジ付属
■学生の目的
大学やカレッジの正規コースへの進学を目指す為のコース
■授業内容
読み・書きが中心で、ノートの取り方やレポートの書き方、プレゼンテーション、リサーチ方法など大学・カレッジ入学後に役立つスキルアップ目的です。
■クラスの学生数
13名~25名程度
■コース期間
1ターム=8週間の大学も増えつつありますが、多くの大学で1ターム=12~16週間です。
■教師の質
教師によりますが、大学によって大きな差はありません。
■アクティビティ
語学学校よりは少ないですが、毎週末アクティビティがある学校もあります。
■その他の特徴
カナダ人大学生と同様に施設を利用することができ、授業もキャンパス内で受講するためカナダの大学の雰囲気を楽しんでいただけます。もちろんカナダ人学生と交流できるチャンスもあります!
私立語学学校
■学生の目的
語学力を伸ばすあらゆる目的を持った学生の為のコース
■授業内容
英会話コースや文法強化コース、TOEIC対策コース、総合力強化コースなど、目的により幅広く選ぶことができます。
■クラスの学生数
9~16名程度
■コース期間
最短2週間からの受講が可能な学校がほとんど。
超短期から長期まで対応
■教師の質
教師によりますが、学校によって大きな差はありません。
■アクティビティ
学校によりますが、毎日アクティビティを開催している学校もありますので大学の付属の語学学校よりは比較的アクティビティの開催回数は多めです。
■その他の特徴
英会話中心の授業も多く、コースの選択肢が豊富です。また、大学ほどの規模はないため教師と学生の距離近いのも特徴の一つです。
私立の語学学校は2週間ほどの短期間でも受講可能です。
※あくまでも一般的な違いです。各大学やカレッジによって特徴は異なります。
大学付属語学コース
カナダ全土に魅力的な大学付属語学コースがたくさん存在しています。
ビクトリア(小都市)・・・ビクトリア大学(University of Victoria)ビクトリア大学
ビクトリア大学での留学では、
●国籍比率の制限あり
●留学生用にはなかなか行われていないボランティアのチャンスあり
●夏の短期コースでは大学寮での滞在を楽しめる
など、いろいろなアドバンテージがある点が見逃せません。
質の高いコースを提供するビクトリア大学、年間を通してとても温暖なビクトリアの気候も一つの魅力ではないかと思います!
ナナイモ(田舎)・・・バンクーバーアイランド大学(Vancouver Island University)
英語コースシステムの最大の魅力は、アカデミック準備コースでレベル5に到達した時点で、カナダ人学生が受講する正規学部のクラスも英語コースと一緒に受講できる点です。
比較的小さめの大学ということでキャンパス全体にアットホームな雰囲気が漂っているので、落ち着いてじっくり英語を学びたい方にオススメです。
バンクーバー(大都市)・・・ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)
UBCのポイントは何と言っても知名度と人気の高さ、早くから留学生への英語教育に取り組んできた、先駆け的な存在であること、カナダ留学の一番人気の都市・バンクーバーにあることです。大学内に全てが揃う環境に加えて、バンクーバーでも屈指の高級住宅地・ポイント・グレーや、お洒落なエリア・キツラノに隣接しており、ビーチや公園も多く、放課後の時間なども充実しそうです。 UBCを目指して世界から集まる留学生とともに、英語力UPに励みましょう!
カルガリー(中都市)・・・マウントロイヤル大学(Mount Royal University)
世界で最もクリーンな街・世界No1都市であり、エコロジー都市として世界的に有名なカルガリーで学び、留学生活を送れます。
しっかりとレベル分けをおこない、英語力が高くなってくると2つのコースから選べるのが魅力的ですね。
大学付属の語学コースとしてはめずらしく、EAC(スピーキングとリスニングに重点を置いたコース)があり、かなりの割合をコミュニケーションに費やす点は、参加学生からも好評です。
ウィニペグ(小都市)・・・ウィニペグ大学(University of Winnipeg)
綺麗で過ごしやすい中規模都市ウィニペグのダウンタウンに隣接した立地の大学で、快適な留学生活を送ることができます。
ウィニペグに留学した学生さんは「街も大きくないし田舎だけど、とにかくいい街です!ウィニペグ大好き!」という人がとても多いのが特徴です。また、他の大学より費用が安く設定されていること。これは外すことの出来ない重要なポイントではないでしょうか。
トロント(大都市)・・・トロント大学(University of Toronto)
カナダ最大の街トロントのダウンタウンに位置する、カナダ最大の大学でまさに都会型留学です。
カナダではほとんどの大学は都心部から少し離れた立地にあるのですが、トロント大学はダウンタウン内にあり、特にESLの教室のあるビルは地下鉄駅に直結している便利さです。
英語コース以外にも、放課後や週末の時間を利用してのボランティアやクラブ活動、アクティビティなどへの参加を推奨しているのは、授業時間以外にも英語やカナダ文化を学んでほしいというトロント大学の願いなのです。
ゲルフ(田舎)・・・ゲルフ大学(University of Guelph)
スタッフがフレンドリーで留学生のサポートに力を入れているので、初めての留学でも安心してご参加頂けます。
カナダ国内の大学の中で堂々の1位に輝いたゲルフ大学のフードサービス部門にも注目。ピザやハンバーガー等ファーストフードが多い一般の大学の学食ですが、ゲルフ大学ではオーガニック食材や地元の食材をふんだんに取り入れ、バランスのよい美味しいメニューを提供していることで有名です。無料のカンバセーション・バディ紹介、10に分かれたクラスレベル、少人数制、質の高いホームステイなど、留学に最適な環境を提供してくれるオススメの大学です。
モントリオール(大都市)・・・コンコーディア大学(Concordia University)
フランス語が主体の街・モントリオールに住みながら、世界から集まる留学生や地元のカナダ人と肩を並べて英語を学ぶスペシャルな環境が、コンコーディア大学の特徴です。
初級レベルのクラスから用意され、英語力を基礎からしっかり身に付けていくためのカリキュラムで、日常生活でのコミュニケーション英語を伸ばしていく内容なのも嬉しいポイントです。
大きな敷地の大学だと街の校外にキャンパスを置くことが多い中、ダウンタウンの中心部に近代的なキャンパスを構え、利便性や放課後の充実にも大きく期待できます。
ハリファックス(中都市)・・・セントメリーズ大学(St. Mary’s University)
最大の特徴はEAP以外にEPPCという「コミュニケーションに力を入れたコース」が提供される点。進学準備的なコースが多い大学付属ESLとしては嬉しい内容です。そして1ターム8週間と短く区切っているので、集中力を持続しながら勉強しやすい環境と言えます。
上記以外に【ブリッジコース】があり、TOEFL62点/IELTS5.5あれば、ESL+1科目のレギュラーコース、TOEFL72/IELTS6.0あればESLを受講しつつ、大学本科の2科目の受講が可能になります。
迷ったら、ピュアカナダにご相談!
大学やカレッジ付属語学学校か私立語学学校かどちらに通うか迷ったら、ピュアカナダに気軽にご相談ください!どちらにも良い部分があり、どちらの学校がお客様に向いているのかはお客様の留学の目的によります。
・留学の目的
・あなたの現在の英語力
・出発時期
・留学期間
・予算
などお客様の条件やご希望を詳しくお聞かせください。最善の道を一緒に探していきましょう!