単位認定留学とは?
日本の大学に所属しながら期間を決めて留学をし、現地でとってきた単位を日本の大学に移行する方法を単位認定留学と呼びます。
この留学の対象となるのは、いうまでもなく日本の大学や短大、専門学校に所属している学生です。各大学によって何単位認定してもらえるのか、どの教科が単位認定対象なのか、どのくらいの期間行かなければならないのかは異なります。詳細は必ず現在所属している各大学にご自身で確認するようにしましょう。
単位認定留学ができる大学
ここでは単位認定留学が可能な大学の一部をご紹介します。ここにある大学以外にもご紹介可能な大学はありますので、興味のある方はお問合せください。
ビクトリア大学(University of Victoria)
・国籍比率に制限がある
・他ではなかなかないボランティアのチャンスがある
・夏の短期コースに限り大学寮滞在ができる
こうしたアドバンテージがある点がビクトリア大学の魅力。コースの質が高いことだけでなく、年間を通じてとても温暖な気候も人気の理由の一つです。
バンクーバーアイランド大学(Vancouver Island University)
バンクーバーアイランド大学(通称VIU)の魅力は、アカデミック準備コースの最高レベルであるレベル5に到達するとカナダ人学生が受講する正規学部のクラスを受講できるようになる点です。
比較的小さめの大学でキャンパス全体にアットホームな雰囲気が漂っています。落ち着いてじっくり英語を学びたい方におすすめです。
ブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)
世界大学ランキングで常に上位にランクインするブリティッシュコロンビア大学(通称UBC)ポイントは何と言っても圧倒的な知名度と人気の高さです。早くから留学生教育に取り組んできた、国際教育のパイオニア的存在であることやその立地の良さから日本人にも大人気!
バンクーバーでも屈指の高級住宅地であるポイントグレーやお洒落なキツラノに隣接しており、放課後なども充実のキャンパスライフになることでしょう。
マウントロイヤル大学(Mount Royal University)
世界で最もクリーンな街として有名なカルガリーにあるマウントロイヤル大学(通称MRU)。
大学付属の語学コースとしてはめずらしく、スピーキングとリスニングに重点を置いたコースがあり、多くの時間をコミュニケーション能力向上に費やす点は過去に参加した学生からも好評でした。
ウィニペグ大学(University of Winnipeg)
綺麗で過ごしやすい中規模都市ウィニペグのダウンタウンに隣接するウィニペグ大学。
この大学に留学した学生さんは口を揃えて「街も大きくないし田舎だけど、とにかくいい街です!ウィニペグ大好き!」と言ってくださいます。他の大学より費用が圧倒的に安いというのもポイントです。
トロント大学(University of Toronto)
カナダ最大の街トロントのダウンタウンに位置するトロント大学(通称UofT)。カナダ最大の大学で世界大学ランキングの上位常連です。カナダではほとんどの大学が都心部から少し離れた立地にあるのですが、トロント大学はまさにダウンタウンの中心にあり、ESLの教室に至っては地下鉄の駅に直結しているほど。
英語コース以外にも、放課後や週末の時間を利用してボランティアやクラブ活動に参加することもできます。
ゲルフ大学(University of Guelph)
留学生サポートとホームステイプログラムに圧倒的自信を持っているのがゲルフ大学(通称UofG)。初めての留学でも安心してご参加いただけます。
英語コースは全部で10レベルあり、カナダ国内の大学付属語学コースの中では最多。少人数制でしっかりと結果にコミットする留学を実現することができます。
大学によって異なる重点を置くポイント
プラン1 大学進学準備コース
ほとんどの大学で提供されている大学付属語学学校のプログラムは、大学に進学した際に通用する英語力を身につけるためリーディングとライティングを中心に学ぶことができるコース。
プラン2 コミュニケーション英語
大学によっては、上記の大学進学準備コースと別にコミュニケーション英語コースを提供している大学があります。アカデミックな内容というよりは、どちらかというと英会話中心の授業が展開されます。
プラン3 英語+聴講
数こそ少ないものの、カナダには聴講を認めている大学があり、弊社はその大学と提携しています。聴講というのは英語コースを受講するだけでなく、カナダ人と共に正規授業にも参加できる制度のことです。英語力の条件なども細かく設定されているので、中上級者向けです。
ただし正規留学とは違うので、聴講生の場合はテストを受けたり単位取得をする事はできず、あくまで聞くだけの参加という形となります。
プラン4 ビジネスアドミニストレーション
英語を学ぶのではなく、英語でビジネスに特化した勉強がしたいという方にはCertificate in Business Administration(CBA)という、12週間で修了できる特別プログラムをご紹介しています。これはカナダ人も多く参加するプログラムで、12週間で集中的に勉強していただく厳しいコースです。
はじめに英語コースを3~6ヶ月受講し、その後に12週間のCBAを組合せて長期留学にするというプランも可能です。
TOEFL iBT79~80点、もしくはTOEIC755点以上で大学3年生以上の方のみ参加することができます。
単位認定留学のメリット
メリット① 日本の大学を4年で卒業できる
しっかり単位取得すれば留学期間も含めて4年間で日本の大学を卒業できる点が最大のメリットです。「留学したいけど卒業が1年遅れてしまうのは厳しい」という方にはおすすめです。通常、半年~1年の留学を実現するには休学する必要がありますが、単位認定留学制度を持った大学ならその必要がないので、積極的に活用しましょう!
メリット② 先輩の声が聞ける
単位認定留学制度がある大学には、この制度を利用して留学をした先輩がいるはずです。そんな先輩から留学中の生活や授業の様子など様々なことを聞くことができます。同じ大学の先輩に質問をすることで出発前の不安を解消しましょう。
メリット③ 家族の理解を得やすい
単位認定留学は所属している日本の大学が整備している仕組みです。どうしても留学を実現したいという方にとってご家族の理解を得られるというのは強みになるものではないでしょうか。