高校留学(1年/1学期)とは
1年間または1学期間の高校留学は卒業を目指す留学ではありませんが、実際にカナダ人が通う高校にて正規の授業を現地の学生と同じように受け、単位を取得する留学です。
高校 1年間留学
カナダの高校は9月から翌年6月までの10ヶ月が1学年です。日本の高校で1学期(4月~7月)を受講し、2学期目からカナダに留学して1年後の9月に日本の高校に復学するというプランを選ぶ方もいらっしゃいます。
高校 1学期留学
カナダのセメスター制度の高校の場合
・9月から翌年1月までの5ヶ月間(1学期)
・2月から6月の5ヶ月間(2学期)
がいずれも1学期留学の対象となります。
卒業留学への変更
半年または1年留学の方は日本の高校へ復学することを前提として渡航されます。しかし、中には半年~1年の高校留学を体験した後「カナダで卒業したい」という気持ちになり、プランを変更してカナダで卒業された方も過去にはたくさんいらっしゃいました。そのため、現地で卒業を目指すかどうか迷っていらっしゃる方はまずは1年留学をしてみてから卒業を目指すか決めるというのも1つの方法です。
対象年齢
中学・高校の全ての年齢が対象となります。
高校教育委員会
カナダ全土に広がる高校教育委員会が対象となります。
1年間の高校留学を目指す方のほとんどが日本で在籍している高校へ復学されます。高校1年時もしくは2年時の1学期を修了後、9月~翌6月までの10ヶ月間をカナダで過ごし、翌9月の新学期から日本の高校に復学するというスケジュールです。
高校1年生の場合
7月・・・高校1年生1学期を修了
8月・・・カナダで1ヶ月語学研修(任意)
9月~6月・・・カナダの高校で生活(単位取得)
翌7月上旬・・・帰国
9月・・・日本の高校の2年生2学期に復学
高校2年生の場合
7月・・・高校2年生1学期を修了
8月・・・カナダで1ヶ月語学研修(任意)
9月~6月・・・カナダの高校で生活(単位取得)
翌7月上旬・・・帰国
9月・・・日本の高校の3年生2学期に復学
単位の移行について
1年留学の場合、勉学にしっかり取り組むことでカナダの単位取得が可能です。カナダで取得した単位を日本の高校の単位として認定できるかどうかは各高校によって異なります。そのため1年留学を目指す方は現在所属するあるいはこれから所属する予定の高校がカナダの単位を日本の高校の単位として認定してくれるかどうか事前に確認しておくことを強くおすすめします。
単位の移行が認められる高校
現在所属している日本の高校がカナダ留学で得た単位を日本の単位として
移行可能とする場合であっても、どのような単位を認めどのような単位は認められないのかといった線引きを事前にしっかり確認していただくようご案内しております。
留学生の場合、音楽・体育・芸術・料理など比較的単位を取得しやすい科目からスタートする傾向にありますが、これらの単位だけでは不十分で数学などのアカデミックな授業を受けなければ復学時に単位を認められないという高校もあります。もちろんどのような科目であっても単位を取得して帰国すれば認めるという高校も数多く存在しますが、学校により認めるか否かのスタンスが大きく異なるため、念を入れて確認していただくようお伝えしております。
復学する学年について
1年間の高校留学を終えて日本に帰国した際、復学する学年は一般的に以下の通りになります。
■カナダの単位を日本の単位として移行を認定してくれる高校
高校1年1学期修了 → カナダ1年留学 → 高校2年2学期に復学
高校2年1学期修了 → カナダ1年留学 → 高校3年2学期に復学
■カナダの単位を日本の単位として移行を認定してくれない高校
高校1年1学期修了 → カナダ1年留学 → 高校1年2学期に復学
高校2年1学期修了 → カナダ1年留学 → 高校2年2学期に復学
*あくまで一例ですのでご参考程度にご覧ください。
単位の移行が認められない高校
現在所属している日本の高校がカナダ留学で得た単位を日本の単位として移行を認めないという場合でも多くの方がカナダ留学に挑戦しています。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この形式をとると1年間のカナダ留学を経験して帰国した後、再び日本で同じ学年からスタートを切るということになります。つまり1学年下の生徒と残りの高校生活を送ることになり、同学年の仲間よりも卒業が1年遅れるわけですが、それを補ってもなお余りあるほど多くの出会いや経験、気づき、国際感覚、自信などを手にすることができます。日本で過ごす1年とは全くちがった新しい経験となるでしょう。
長い人生を考える上で、この1年が占める役割は計り知れないほど大きいものです。高校生の若い時期だからこそ、たくさんの物事を吸収てできる今だからこそ、日本を飛び出しかけがえのない成長を得てきてほしいと願っております。
単位交換や期間についてなど弊社からアドバイスできることもあるかと存じます。些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください!