高校卒業留学とは
高校卒業留学とは文字通りカナダで高校を卒業する留学のことです。
卒業するためには
卒業に必要な単位を取得することが必要です。各州によって卒業要件が定められているため詳しくはお問合せください。
単位を取得するためには
単位を取得するためには
・セメスター制度の学校では5ヶ月間
・リニア制度の学校では10ヶ月間
授業に参加ししっかりと課題を提出してテストで点数を取ることが必要です。
友達や先生の協力を得ることが重要!
これまで高校留学で成功してきた生徒は例外なく先生や友達の助けを最大限に生かし単位を取得しています。そして何より良好な人間関係を築くことが高校留学を成功に導いていると言えます。
対象年齢
中学・高校の全ての年齢が対象となります。
高校・教育委員会
カナダ全土に広がる高校・教育委員会が対象となります。
カナダの高校を卒業するとはどういうこと?
カナダで卒業を目指す高校留学の場合、必要とされる単位を取得することが卒業条件となります。各州でルールは大きく異なるため、ここではブリティッシュコロンビア州(BC州)を取り上げて説明します。BC州ではグレード10~12の3年間で合計80単位を取得し、3つのレポート提出が必要になります。
必修科目が48単位以上、選択科目が28単位以上、Graduation Transitionsが4単位と割合も決められています。80単位中16単位はグレード12レベルの科目であることも必要です。
必修科目 単位数 統一試験の有無
プランニング10(Planning 10) 4
英語 10(English 10) 4 ○
英語 11(English 11) 4
英語 12(English 12) 4 ○
数学 10(Math 10) 4 ○
数学 11または12(Math 11 or 12) 4
Fine Arts または Applied Skills 10、11、12のいずれか 4
社会 10(Social Studies 10) 4
社会 11または12(Social Studies 11 or 12) 4 ○
理科 10(Science 10) 4 ○
理科 11または12(Science 11 or 12) 4
体育 10(Physical Education 10) 4
合計単位48
選択科目 単位数
進学条件にあわせて選択した科目 合計28単位
Graduation Transitions 4
高校卒業に必要な単位 合計80単位
※Graduation Transitionsとは30時間の就労もしくはボランティア活動を
指します。
【セメスター制度の学校の場合】
○グレード10
前期4科目(16単位)
後期4科目(16単位)
○グレード11
前期4科目(16単位)
後期4科目(16単位)
○グレード12
前期4科目(16単位)
後期4科目(16単位)
3年間で最大96単位の取得が可能です。
このうち前述の通り卒業には80単位取得が必要になります。
さらに、
・必修科目が48単位以上
・選択科目が28単位以上
・Graduation Transitionsが4単位
・16単位はグレード12レベルの科目
といった諸条件をクリアすることが必要です。
高校留学を始める年齢・学年
中学卒業後のカナダ高校卒業留学
いずれの州でも3年間での卒業を目指すことが可能です。グレード10~12の単位を卒業単位として換算する州と、グレード9~12の単位を卒業単位として換算する州があります。いずれの州であっても、きちんと卒業要件を満たせば3年間で卒業できます。
高校 1年修了後のカナダ高校卒業留学
日本で高校1年間で取得した単位の一部をカナダの単位として移行可能な場合が多いため、いずれの州でも2年間で卒業を目指すことが可能なケースがあります。ただし、カナダに移行される単位数は教育委員会により異なるため、必ず各教育委員会の判断に従う必要があります。
高校 2年修了後のカナダ高校卒業留学
いずれの州でも1年間で卒業を目指すことは非常に難しいと言わざるを得ません。
日本で取得した2年分の単位の一部はカナダに移行されますが、卒業必要単位の中にはカナダで取得しなければならない単位も含まれるため、1年間での卒業の実現の可能性は非常に低いです。
*ただし英語力が高くサマースクールやオンラインコースなどを駆使することで可能になる
場合もあります。
実際に日本で高校を2年修了した後に留学を開始し、1年半(3学期)で卒業を迎えた事例があります。