この方の留学スタイル
州・都市名 | ブリティッシュコロンビア州(BC州) バンクーバー(ヴァンクーヴァー) |
---|---|
留学タイプ | 長期語学留学(半年以上) |
期間 | 長期(6ヶ月以上) |
州・都市名 | ブリティッシュコロンビア州(BC州) バンクーバー(ヴァンクーヴァー) |
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留学タイプ | 長期語学留学(半年以上) |
期間 | 長期(6ヶ月以上) |
小谷さんお久しぶりです!去年のモントリオールへの留学の際にはたくさんお世話になりました。たくさん学んで、悩んで、経験して….。とても充実した留学生活が送れました。
さて、今私は、バンクーバーにワーホリに来ています!きっと、ともみさんから聞いていらっしゃるかもしれませんが…。そして、昨日ジョブオファーの電話があり仕事を見つけることができました!再来週から、バンクーバー国際空港の中にあるWorld Duty Freeの販売員として、働きます!! 実は、日本にいる時から狙っていた仕事で、第一希望でもあったのですが、まさか本当に働けるなんて思ってもいなくて…。10月の下旬にバンクーバーへ着いてから、ここまで本当に長くてジェットコースターのような日々が続きました。そして、いろんな方々に協力していただきました。
まず、ALIのUCPでお世話になった先生。レジュメ、カバーレターのチェック、そして最後はWDFG(World Duty Free Group)への推薦書を出していただきました。遠く離れたモントリオールにいるのに、いつも直ぐにチェックだったり返信をくださり、感謝してもしきれないほどのことをして下さいました。また、レジュメやカバーレターの作成に当たってUCPで学んだことがフルに活かせたので、大学へは進学しなかったけれど色んな場面で役に経つということが証明されました。きっと、これからもUCPで学んだことを活かす機会は出て来るんじゃないかなぁと思います!!
そして、中学生の時お世話になったALTの先生。女性の方なのですが、彼女はビクトリア出身で、今月の中旬からバンクーバーへ引っ越しをする予定でいます。去年から、私のことをずっと気にかけて下さっていて、レジュメのチェック、カバーレターのチェックをして下さいました。仕事探しのことだけじゃなく、普段の生活のことも常に気にかけてくださり、バンクーバーでの強い味方になってくれる方だと思います。
こうして見てみると、色んな場所や場面でできた「縁」そして「出会い」が、肝心な時に助けてくれるんだと実感しました。辛い時や苦しい時も、もちろんですが、正念場や踏ん張り時と言った時も1つ1つの出会いが繋がって、それを大事にしていくことで神様はチャンスを与えてくれるんだなぁと。もちろん、目の前にあるチャンスに気がつかなければ意味がないですが、「頑張りなさい、貴方ならできるでしょう!!」と背中を押してくれる存在というのは、本当に大切にしなければいけないと改めて実感しました。
そして、仕事を探している時に学んだこと。実は、某革製品を取り扱っているブランド店の面接に行ったのですが、お店の雰囲気、スタッフの接客、聞こえて来る中国語や韓国語….ここは自分が働く場所じゃないなと思って、お断りをした時がありました。 せっかくのワーホリ、人生でたった1回しかできないカナダワーホリ。だからこそ、自分が働きたい!学びたい!と思ったことをしたいと強く思いました。結構思い切った決断でしたが、後悔は全くしていないです。
それから、5・4つ星ホテルのベッドメイキング、 サーバー、ルームサーバー、フロント、空港のグランドスタッフと色々なところへレジュメを提出しました。でも、最初はそう上手くいかず、自分が出したところから連絡が来なかったら、直ぐに雇って頂けそうなマフィン屋さんがあったので、レジュメ提出から2週間が経とうとしていた時、「仕方ない」と思って、そのマフィン屋さんへ行きました。すると「よろしくお願いします!! 頑張ります!!」という、元気な日本語が聞こえ…。うそうそ、こんなことってある?もう諦めよ。と絶望的な気持ちで、マフィン屋さんを後にしました。
どうなるんだろう。と不安と心配でいっぱいになりながら家に着くと、一本の電話が携帯に入りました。「Hello? Is this Nozomi? This is WDFG at YVR airport」
なんと、第一希望だったところから面接を知らせる電話が来たのです!うっそーーーー!!!!こんなことってあるんだーー!!!!神様、お天道様、本当にありがとう✨✨✨✨✨ と本当に思いました。笑笑
その時、いつ面接になっても良いようにたっくさん練習していたので、電話対応もスムーズにでき、本番も100%で臨むことが出来ました。面接官に、「貴方の英語とても綺麗で上手ね。それに、コスメを売る力があるんじゃない?」と褒めていただき、現場で働く方に褒めていただくのは学校の先生に褒めて頂くのと違う嬉しさがありました。アカデミックな単語、冠詞、形容詞、ゆっくり、ハッキリとALIで教わったことをフルに活かしました。
面接が終わってから、オファーまで2週間ありましたが、不安と心配でお腹は壊すし、肌はボロボロになるし、大変でした。でも、それくらい自分が本気で臨んだ証拠だと思い信じました。そして、待っていた電話が昨日来ました!!今まで自分がやって来たことは全て間違ってなかったんだと思えました。高校卒業してからの苦しみ、モントリオールでの経験、日本でのバイト。そして、1つ1つの出会い。先生方だけでなく、色んなところでの「縁」がこうして私を成長させてくれていると実感しました。
WDFGでの就労は決して楽ではないと思います。覚えること、やらなきゃいけないことがたくさんあると思います。もちろん、楽しまなきゃ損なので私らしく正面突破したいと思いますが、めげず腐らず全力で楽しんで来たいと思います!!
当たり前ですが、常に応援してくれる家族、周りの人たちの支えに感謝して、ドカンと成長して日本に帰国したいと思います。高校卒業のとき、家族に宣言した「Super Ladyになってやるんだから!!」という私の大きな夢に一歩でも近づけるよう、頑張りたいと思います!!!!小谷さんにはどうしても報告をしたくて、メールさせていただきました。また、近況報告など写真付きで送らせていただきますね!!
では!!
小谷さんの「頑張ってるね!!!!」の言葉を聞いた瞬間、溢れて来るものがありましたが勤務中だったのでグッと堪えました。日本で応援してくれている方で、私の働いている姿を初めて見てくれたのが、小谷さんでした。家族には、いつも日々のことは伝えていますが、直接見てもらったことはありません。
1人でバンクーバーに渡り、WDFの仕事に就いて、何もわからない状態から、踠いて何かを掴みたくて、落とされても落とされても、グッと踏ん張ってここまで来た自分の姿が、頭の中いっぱいに出て来ました。
他の人から見れば、海外で1人で生活して働いてるなんて、言ってしまえば「魔女の宅急便」のような世界で、キラキラしてるかもしれません。でも実際は、キラキラしてる部分を出すには相当の時間と本人の苦労がいるわけで。
小谷さんからの嬉しい言葉をいただいたとき、「そう、簡単じゃないんだ。スッと物事がうまくいくところをあたしは通って来たわけじゃない。頑張って来たんだ。」と思えました。
これからの事を真剣に考えなければいけない時ですが、今の仕事のことを思い出せば辛い時があってもきっと乗り越えられると思います。たくさんの涙は決して無駄なことではなかったと思える日が近づいている気がします。10月でこの仕事を辞めなければなりませんが、きっと自信を持って怖がらずに一歩前へ進めると思います。