この方の留学スタイル
州・都市名 | ブリティッシュコロンビア州(BC州) バンクーバー(ヴァンクーヴァー) |
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留学タイプ | 長期語学留学(半年以上) |
期間 | 長期(6ヶ月以上) |
州・都市名 | ブリティッシュコロンビア州(BC州) バンクーバー(ヴァンクーヴァー) |
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留学タイプ | 長期語学留学(半年以上) |
期間 | 長期(6ヶ月以上) |
大学留学 バンクーバー 長期 語学学校時代の仲間 Wakikoさん
大学留学 バンクーバー 長期 UBCの仲間達とキャンプ Wakikoさん
大学留学 バンクーバー 長期 UBCでプレゼンをするWakikoさん
大学留学 バンクーバー 長期 UBCの卒業式にて Wakikoさん
今となってはよく思い出せないんですよ、実は。とりあえず、「この大学にどうしてもいきたいんだ!」っていう大学が日本で見つからなかったこと。あと大学は高校と違って勉強したいことが勉強できる場所だと思ったけど日本の大学生が勉強してるのかどうか疑問に思ったから。だから受験勉強っていうものをするだけのモティベーションが自分には全くなかったなぁ。それで漠然と国際関係学が勉強したいと思ってたころだったから留学したら英語もしゃべれるようになるし一石二鳥かなって思って留学を決意。親に決意を報告したら「留学したいんだったらカナダに行ってね」って。両親の友人がバンクーバーに住んでいるので安心だったんでしょう。で反対する理由も全くなかったのでカナダに決定。
インターネットで留学エージェンシーを探しました。いろんなところを見たと思うんですけど、「カナダ専門のエージェンシーがあった!」って興奮したのは覚えてますよ。ピュアカナダに資料請求したら自分専用の資料が届いて。それにびっくりしました。あまりの丁寧っぷりに感動したんです。それでピュアカナダさんに決めました。
高校時代1年生:吹奏楽部の活動に真剣。
高校時代2年生:上に同じ。留学を決めたのは高校2年生の終わりだったかな…。いや、3年生の時だったかな??
高校時代3年生:上に同じ。よく覚えてないです~。あ、中学のときからお菓子作りが大好きで高校の時もはまってました。
語学学校:バンクーバーでVancouver English Centreに5ヵ月間。途中でGlobal Villageに2週間。
大学付属:ケロウナにあるOkanagan University Collegeでreading, writing, conversationなど大学入学を目指す生徒のための語学コースを受講。
大学&学部入学:Langara Collegeに2年弱。2005年の夏にUBCに編入。2006年夏に国際関係学部に合格。
初めていろんな国からの友達ができてめっちゃ楽しい5ヶ月間でした!宿題はやってたけど毎日遊んでました。いろんな国の料理食べにいったり19歳になったばかりだったので飲みにいったり。図書館で教科書とにらめっこするんじゃなくて毎日友達と英語をしゃべる毎日だったので、おかげで英語はけっこう早く上達した気がします。その上達が自分でも感じられるのが嬉しかったです。でもその反面、バンクーバーはやっぱり日本人が多いので日本語をしゃべる機会が多いのに嫌気がさした時期がありました。あとヨーロッパやラテンアメリカのよく喋る生徒たちに圧倒されたりして劣等感を感じたこともありました。でも基本的に楽しかったです!!!あの頃に戻りたーい、ってたまに思うくらいです。
正直言ってつらい時期でした。バンクーバーでの生活があまりに楽しすぎたのでギャップを感じたんです。寒かったし、暗かったし、休日のバスは18時が最終だったし、遊びに行きたくても行く場所もないし…、ってこんな感じで。自分がどうしても好きになれない土地だったので早くバンクーバーに帰りたくてしかたなかったです。英語についてはライティングが上達した気がしました。
Langara時代はUBC編入が目的だったのでひたすら勉強してました。平日はたいてい月~金で学校がありました。授業に出てお昼はカフェテリアで友達と食べ、休憩が長い場合はカフェテリアで友達としゃべったり、ライブラリーで勉強したりしてました。放課後はライブラリーやカフェで友達と勉強してから帰ったり、夕方まで授業があるときは直接帰宅してました。7時にホストファミリーと夕飯を食べて、また夜中まで勉強。土曜は毎週友達と10時から18時まで図書館で勉強。日曜は図書館が開くのが12時なのでそれから閉館の17時まで勉強。こんな日々でしたね~。でももちろん遊びに行くときは行ってましたけど。
授業は、最初はついていくのが本当に大変でした。英語のリスニング力もそこまでなかったし、発言ひとつするのにもためらいました。Political Scienceなどの授業での少人数のディスカッションは本当に苦手でした。でも一番大変だったのが英語の授業。大学編入には1年目の英語の授業が必修で一定の成績以上をとらないと編入が難しい。編入ができたとしても授業の登録をさせてもらえない。だから最初は英語に一番力を入れました。でも最初に取った英語の授業で最初に書いたエッセイの結果が50点中25点!!!ものすごくショックでした。ESL時代はライティングが上手だと褒められ、エッセイを書けば10点中9点くらいはもらえていたのでESLのライティングとカレッジレベルのライティングにこれだけ差があることに衝撃を受けました。50点中25点のエッセイが返却された日にはすごく落ち込んで、学校が終わってすぐに図書館に直行しました。どこがダメだったのか先生のコメントを必死に読んで翌日には先生のオフィスアワーに行って話をしにいきました。2つめのエッセイも「よし、前回よりはよく書けた!」と思っても50点中26点。もう本当にショックで。ライティングっていうのは亀のような速度でしか上達できないもので、頑張っても努力がなかなか反映されないんですよね、結果に。それでもめげずに先生のオフィスアワーに通い、必死に勉強して改善を目指しました。1学期間努力した甲斐があって学期最後のエッセイでは100点中95点をもらって、先生にもThank you for your hard workって褒めてもらえて嬉しかったのをよく覚えています。これが私のランガラでの最初の学期です。英語に悩まされました…。実際、本当に大変な日々が始まるのはこの後2学期目からだったんですけどね。
2学期目から取り始めたPolitical Scienceの膨大なリーディングにも苦労しました。初めてそのクラスで書いたペーパーにも悩まされました。膨大な量の本を読んで毎日リサーチして、睡眠時間を削って書いたペーパーがまた悪くて…。1学期目の英語と同じくらいショックでしたね。また同じ先生で1年後に違う授業を取ってペーパーを書いたんですけど、そのときは「1年前と比べるとすごく大きな進歩が見られる!」って言ってもらえたので「あぁ、努力が報われた」って嬉しかったです。こうやってペーパーの書き方も少しずつ覚えていきました。
大学に進学する上でランガラで学んだすべてのことが役にたちました。クラスが比較的少人数だし先生との距離も近い。これはコミュニティカレッジの最大の魅力だと思います。2年の間にUBCに編入する準備はしっかり整っていたと思います。UBCに編入したときに新たな苦労はありませんでしたから。それどころかUBCの方がよっぽど楽じゃないかくらいの気持ちになれました。
高校生の時から国際関係学を勉強したかったから志望学部は最初から決まってました。志望校はケロウナでうまくいかなくてバンクーバーに戻ることを決めた時点でUBCのInternational Relationsを目指そう、って思いました。
UBCから合格通知が届いたときは心底嬉しかったです!!目指していた目標に1つ辿りつけたので。International Relationsに受かったときはさらに嬉しかったですねー。思わず「やった!!!」って一人で叫びましたもん。1年間に約50人しか取らない学科に定員数の3~4倍の生徒が応募するという狭き門なので受かるかどうか不安だったんです。しかも私の頭のなかには最初からIRしかなかったので受からなかったらこの先何しよう、受からなかったらこれまでの頑張りが無駄になっちゃうんじゃないか、なんて不安で。それでも一時は「IRへ進む道が本当に自分にあってるのかどうか分からない」って悩んだときもあって。ランガラの頃にお世話になったPolitical Scienceの先生のところに相談に行ったりもして。それでも先生に背中を押してもらってIRへのアプリケーションを出しました。これからもっともっと頑張っていこう、っていう感じでモティベーションがあがりました。
UBCの授業は受ける教科によってかなり違います。Economicsなんかは先生が一方的に喋るレクチャースタイルだし、Political Scienceになるともう少しディスカッションが入ったりもします。同じPolitical Scienceでも教授やコースの内容によってスタイルは全然違ったりします。SpanishはUpper Levelになればなるほどアットホームな感じで大好きです。
受講している科目は基本的にPolitical Science, History, Economics, Spanishの4教科です。生徒数はまちまちで、自分が今まで取った中で一番大きなクラスで200人ほど、一番小さいクラスは4年次のセミナーで14人です。40~60人っていうのが平均的な生徒数だと思います。
Political Scienceが一番ペーパーの数が多いです。これも授業によるんですけど、一学期に10~12枚程度のペーパーが1つ2つって感じです。小さいものだと5~7ページ程度。教授によっては大きなペーパーはいいから毎週4ページ程度のShort Essayを書かせるクラスもあったり。だいたい学期を通して5つほど平均で大きなペーパーを書きます。
リーディングは今学期とっているクラスだとセミナーで週150ページほど。Political Scienceで週100~150ページほど。Economicsが一番リーディングが少なくて50ページほど。各週やらなければならないことがリーディングだけではないのでその週のリーディングを事前に終わらせることは私の中では不可能に近いです。いつも中間試験、期末試験が近づくとあわてて溜まってる分を読んでます…。
ペーパー、リーディングの他にはプレゼンテーションがあったり。EconomicsのクラスではAssignmentというものがあって。各Assignmentには設問が5問ほどあって、グラフや計算を使う問題をといたり、文系のEconomicsだと1ページほどのSummaryやEssayを書いたりします。
※現在のプログラムとは異なる場合があります。
勉強以外は課外活動に力を入れてます。International Relations Students Associationの役員を務めています。去年は書記をやって今年は卒業生代表をやってます。書記はミーティングの議事録を取り、ウェブサイトをアップデートし、週刊ニュースレターを作成してメンバーに送り、イベントやミーティングの部屋を確保する役職です。卒業生代表は大学院進学を考えている生徒のためにセミナーを開催、卒業写真を撮ってくれるスタジオを選んで卒業生とスタジオの間の連絡係、卒業パーティの企画などを担当します。個々の能力が高くお互いを刺激しあえる19人の役員仲間に囲まれてます。役員をやった最初の年は留学生は私一人だったので、話題についていけないことも多々あってたまに居心地の悪さも感じましたけど役職を通して多くのことを学べました。
2年目になれば、1年目の経験を生かして効率よく仕事ができるようになったし、自分の心地よい居場所も確保できた感じがして、1年目のときと比べると仕事がしやすい環境になりました。あとは去年、東アジア間の国際問題について考えるBringing Asian Youths Togetherというクラブを友人と立ち上げました。正式なクラブになれるように申請中です。
あと趣味は幅広くて何か常に習い事をやってます。ダンスが好きなのでサルサ、ベリーダンスをやってました。ベリーダンスは結構長いこと続けたんですけどスペインに3ヶ月いた間にフラメンコを習い始めてフラメンコに転向しました。あまりにもフラメンコが好きになりすぎて週5で個人レッスンを入れてもらうほど。バンクーバーに戻ってきてすぐにフラメンコスクールを探して通いだしました。こっちでレッスンというと高いものでスペインにいた頃のように毎日個人レッスンに通うわけにもいかないので週1でフラメンコを習ってます。
バイトに関しては去年はNannyのバイトやってました。子どもが大好きなので自分にはぴったりのバイトだったかな~。近々日本の居酒屋でバイト始める予定です。
友達はいっぱいいて楽しい毎日です。特に日本人留学生とは喜びとか辛さとか分かり合えるものがたくさんあるのですぐに仲良くなります。
学校に行って授業を受け、友達とランチを食べ、休憩時間が長い場合は勉強する。こんな感じでランガラの頃と基本は一緒です。でもUBCに入って課外活動に活発になったりバイトを始めたりしたので授業と勉強の合間に課外活動の仕事やバイトをこなしてます。あとは、学校がない日や放課後など家では勉強に集中できないからカフェなどで友達と勉強することが多いです。平日は遊びに出かけることもほとんどないけど、週末、特に金曜、土曜は食事や飲みに出かけます、パーっと!ペーパーの締め切りが迫っていたり中間試験が近いときは、週末もカフェにこもって勉強してることも多いですけど…。家でリラックスするときはTV見たり、本読んだり、ピアノ弾いたりしてます。ただし本を読むといっても英語があまり好きじゃなくて英語で本を読むのも好きではないので、もっぱら日本語の本を就寝前に読んでます。あまりにも日本人が多いのでBOOK OFFまで数年前にできたので、本もわりと簡単に手に入るようになったので便利です。忙しくないときは料理も大好きなのでゆっくり作ってゆっくり食べたりもします。
留学してよかったことはここには書ききれません。そのくらいいっぱいあります。勉強を通して学んだことや語学力はもちろん、家族から遠く離れ異国に暮らすことで得られた生活能力、日本にいたら出会えなかった人との出会い、広い視点から自分を見つめることができたこと、日本を外から見られたことなどなど。刺激的な毎日の中、日々人間として成長している気がします。カナダに留学してきて本当によかったと思っています。この道を選んだことに何一つ後悔はありません。17歳の自分に拍手を送っちゃいたいくらいです。「よくあのとき決意したな!」って。もちろん苦労もあったんですけど。例えばホストファミリーとうまくいかないとか、ランガラの時は英語に悩まされたとか、今でも勉強が忙しい週は泣きそうになりながらやっているだとか…。でもそんな苦労は留学で得られるものと比べたら微々たるものです。ホストファミリーとうまくいかないことからは人間関係の運びかたが学べるし、自分がどうしたらよかったのかっていう反省点も見えてきます。英語に悩まされたけどその分努力して英語は確実に上達したはずです。大学留学を選んだのは自分だからペーパーや試験に追われながら勉強するのも苦労というよりは当たり前。頑張った分、達成感は本当に大きいですし。これらのことを通して得られた精神的な強さとか努力する姿勢も留学してよかったと思うことのひとつです。もう親には感謝、感謝です。親の援助なしにはこんなに素晴らしい経験はさせてもらえなかったですから。これから大学留学を考えていらっしゃるみなさんにもこの留学の素晴らしさが伝わってほしい!!でも留学したからいい体験が必ず出来るってわけじゃない、留学してその中で何を得られるかは自分次第だということも忘れないでほしいです。留学しても土地が変わっただけで毎日だらだらと目的もなく過ごすことはもちろん可能なんですから。一人一人それぞれ違う目的をもって留学してくると思うけどその目的を見失わないよう、自分を追い詰めない程度の意志の強さは必要だと思います。自分の中で向上心があってこそ何かが学べるんだと思います。