ピュアカナダ
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Hiromi Kotani

会社案内

Hiromi Kotani

創業の瞬間(1999年9月)から現在までで、3児に恵まれ、妻として、母として、一人の女性として過ごす日々の中、親として子を留学へ送り出す痛みや葛藤、そして素晴らしさを感じることができました。こんな私の人生が、1つの出会いから、どのように動き始め、今に至るのか、そして留学への思いを綴らせて頂きます。

別世界

私が地元でOLをしている頃、小谷(主人)はカナダやオーストラリアに留学をしていて、その頃の私にとっては全く別世界の人でした。

私は中学2年生の頃、父親が癌で亡くなり、母・祖母・弟・私の4人が、普通に生活するだけでも必死でした。『将来こんなことがしたい』『自分の夢はこれ』、『海外に行ってみたい』等、考えたことがなかったからです。

当時、女性として「幸せな結婚生活、出産、家族の皆が健康で楽しい日々を過ごせたらそれだけで良い」と思っていました。

そして転機

結婚式の翌日、主人と二人ピュアカナダの創業準備のためカナダに渡りました。私自身は留学経験がなく、英語も全く分からない状況で、何もかもが新しいチャレンジの連続でした。

カナダに渡って3ヶ月
・会社名を考える
・どのように仕事を進めるかを考える
・提携してくれる学校へ営業
・各学校のプログラムや仕組みの勉強
・主人、ウィリアムと3人でのカナダライフを満喫
と、目が回るような毎日でしたが、楽しさに溢れる日々でした。

ピュアカナダの創業者である主人とウィリアム、そしてウィリアムの愛犬キャーラとの生活は、それまでの私の人生とは全く違う素晴らしいものでした。人のおおらかさ、言葉、食事、習慣、時間の流れなど、何もかもが日本と違っていて、当時20代だった私の価値観が大きく変わりました。主人が「なぜカナダという国に惚れ込み、カナダ留学を広めたいのか」の意味が理解できた瞬間でした。

当時カナダ留学中だった元弊社スタッフの曽我朋美ともこの頃に偶然の出会い、大きな刺激を受けました。

変化

私には学歴も留学経験もありませんが、この3ヶ月のカナダ滞在を通して、自分の人生がとても大きく変わりました。考え方や捉え方、日本やカナダの良いところや改善点など本当に人生の多くの気づきを得ましたし、日本での生活は何もかも恵まれていたんだなぁとカナダに行ってみて改めて実感しました。

日本で普通のレールの上を歩いてきたことに関して、決して悪いとは思いませんが、視野を広げて様々な人々との出会いを通じて、日本での当たり前が、海外に行けば当たり前ではないことなど、いろんなことに気づけました。

母として、我が子を留学に送り出す経験

主人と話し合い、我が家では子ども達が小学3年生になる年齢から夏休みの短期留学に挑戦させることにしています。毎年夏にカナダ出張する父親と共にカナダに渡ります。しかし、カナダに到着したら、1~2週間親から完全に離れ、一人で学校のプログラムに参加してホームステイや寮にも自分だけで滞在します。この期間は同じカナダに滞在中の父親でも様子を見に行くことも、連絡を取ることもしません。

長男が小学3年生の夏、初めての留学に出発した日のことは、今も頭から離れません。息子は飄々としていました。カナダでは一人で生活することをしっかり理解し、腹の底で覚悟が決まっていることが伝わってきました。それに対して、母親である私は言葉にならない不安でいっぱいでした。しかし、ネガティブなことは言ってはいけない、ポジティブな言葉で「楽しんでおいで!」と声を掛けることが精一杯でした。

長年留学会社を運営してきた人間として、留学のことはよく分かっているつもりでした。しかし、この日自分の子を留学に送り出す瞬間までは、本当の意味で子の手を離して異国に行かせる親の気持ちは分かっているようで分かっていなかったのです。

息子をギュッと抱きしめた途端、涙が流れました。息子に涙はありませんでした。親が思っている以上に子ども達はとても逞しいということ、子どもの自立を願うなら、子離れをすることの大切さを学びました。

親と子はいつか離れ離れになります。一緒にいられる限りある時間の大切さを痛感し、子ども達との時間を思いっきり楽しもうと感じた瞬間でした。

日々成長

私は母親として息子や娘を留学させて本当に良かったと思っています。小学3年生の息子が初留学から帰国した際、目に見える部分と見えない部分の両面で大きな成長を感じました。

・物怖じしない
・人を肌の色で判断しない
・人を思いやる心の芽生え
・自分で考える力と習慣化
・日本にいる家族や友人への感謝の気持ち
・笑顔の大切さ

こうしたことを、カナダ留学を通して学んでくれていると感じています。

私は留学は子どもが何歳になってからでもいいと思います。小学生でなくても、中学生、高校生、大学生、社会人、いつでも良いと思います。遅すぎることなんてありません。

親が子離れできないと、子どももいつまで経っても親離れできないと思います。いつでも「親が何とかしてくれる」という気持ちが子どもの中にあるからです。逆に「思いっきりチャレンジしておいで」と送り出してあげることによって、子ども達には「失敗しても迎えてくれる家族、そして帰る場所がある。思いっきりチャレンジしよう」と感じてくれるのではないかと信じています。

いかに子どもを自立させ、子離れするかは親の務めだと思います。いざという時に子どもの力になれれば、常に一緒にいなくても気持ちや心は通じるはずです。

創業以来、ピュアカナダのお仕事を通じて実感していることは、
『何でも最後は自分次第なんだ』
『できるかできないかではなく、やるかやらないかだ』
ということです。結局は「今ある自分は、自分で選んだ道であって、責任を持って最後までやり遂げることが大切だ」と思っています。

みなさんのカナダ留学へのお手伝いができれば嬉しいです。

スタッフ紹介

ピュアカナダのスタッフとして“皆様の留学”と“その先の人生”を応援させていただく愛に溢れる弊社自慢のスタッフ。
そして過去に一員として活躍してくれていたメンバーをご紹介します。

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