美しいカナダ英語
カナダ英語が“世界標準英語"といわれるワケ
カナダ英語が生まれた背景
カナダはその歴史を見てみると、元々イギリスの植民地だったこともあり、入植者によってイギリス英語が話されていました。そこに国境を共有する隣国のアメリカから、ラジオやテレビといったメディアの影響でアメリカ英語が入ってくるようになりました。
こうしてカナダでは、イギリス英語とアメリカ英語が融合するようになり、世界で最も通じるカナダ英語が誕生したのです。カナダ英語の特徴としては、聞き取りやすい発音や耳障りの良さが挙げられます。
アメリカで認められたカナダ英語
カナダ英語がどれほど美しいかという点に関してはこんな逸話があります。ある時アメリカの某ニュース局のアナウンサーの出身地を調査をした所、そのほとんどがカナダ出身だったそうです。
日本でもそうですが、アナウンサーは標準語が求められます。例えば関西地方のニュースも関西弁で読みあげる人はいません。アメリカのニュースキャスターとしてカナダ人の英語が採用されていたというこの逸話は、カナダ英語の美しさを証明しているのではないでしょうか。
英語をマスターするとできること
英語をマスターで世界の21%の人と意思疎通が可能?
世界の人口は約73億人で、そのうち英語を話す人口は全体の21%にあたる15億人と言われています。この15億人の中でもネイティブのイングリッシュスピーカーはわずか全体の4分の1にあたる3.8億人だけ。
つまり、残りの4分の3である11.2億人は、私たち日本人と同じように第二外国語として英語を使用しているということになります。
新しい言語を学ぶことで世界が広がります。さらに、留学するということはネイティブの人と出会うだけでなく、世界中の留学生とも出会う機会です。私たち日本人が日本語訛りの英語を使うように、他の留学生たちも生まれた国の言語訛りの英語を話します。
将来仕事で英語を使うことになった場合、その相手がネイティブとは限りませんので訛りのある英語にも対応できる能力が得られるのは将来のキャリアに大きくプラスになることでしょう。