この方の留学スタイル
州・都市名 | ノバスコシア州(NS州) ハリファックス(ハリファックス) |
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留学タイプ | 高校卒業留学 |
期間 | 長期(6ヶ月以上) |
州・都市名 | ノバスコシア州(NS州) ハリファックス(ハリファックス) |
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留学タイプ | 高校卒業留学 |
期間 | 長期(6ヶ月以上) |
高校留学 長期 ノバスコシア州 女子仲間でアイスクリームパーティー Akiraさん
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過去に何回か他国でホームステイはしたことがあったけれど長くても2週間だったので不安はありました。英語面でも精神面でもちゃんと成長して帰ってこれるのか考えていたのを覚えています。幸いにも学校に数名長期留学経験のある先輩や友達がいたので経験話やアドバイスを聞けました。
平日は7時に起きて身支度をしシリアルやフルーツなど簡単に朝食を済ませて8時15分に家を出ます。家のすぐ前まで来るスクールバスに10分ほど乗って学校へ向かいます。8時30分から私の通っていたSackville high school ではカナダの国歌であるオーカナダが流れるのでオーカナダを毎朝聞いてから1時間目がスタートします。1コマ1時間20分の授業を2回受けるとお昼休みが50分間あり、また2コマ受け、2時45分に下校します。帰りもスクールバスに乗って家まで帰ります。たまに友達と学校の近くの公園やカフェに行ったり、友達の家に行き、放課後の時間を友達と楽しむこともあります。家に帰り、私の家は2歳と6歳の小さい子供がいる家庭だったので普通と比べると少し早めの16時から夕食があります。夕食を食べ、子供達の就寝時間20時頃まで私は子供達と全力で遊びます。ホストマザー、ファザーと今日は何したのかお話することもあります。子供達が寝ると私はお風呂に入り宿題を済ませ、本を読んだりテレビを見たりと自分の時間となります。土日は友達とバスに乗ってダウンタウンやモールに行ったりホストと家で過ごします。暖かくなるとキャンプに連れて行ってもらいました。
約5ヶ月が1つの学期となります。私は1学期CanadianHistory、CanadianFamily、Math、TextileTechnologyを選択。2学期ではArt、English、Yoga、PreCalculusを学校で受けていました。CanadianHistoryとCanadianFamilyは専門用語が多いのと課題が毎日出ていたのでとても大変でした。学期の初めの方は英語を第二言語とする留学生の勉強を手伝ってくれるEAL先生と課題に取り組んでいましたが学期の最後に近づくにつれて自分だけの力で課題を終わらして期限内に提出できていました。MathとPreCaluculusは日本の学校では使わないボタンがたくさんついた電卓を使うのですが初めそれにとても驚いたことを今でも覚えています。Englishでは課題図書を何冊か渡されて読み、エッセイを書いたり問題に取り組んだりしました。これら5つの授業は先生が教卓に立ち生徒に向かって授業を進める日本の学校と似ている授業形式でした。それらに比べてArt、TextileTechnology、Yogaは生徒自身がしたいもの作りたいものをどんどん進めていく感じです。Yogaの授業では本当に毎時間ヨガをします。私が一番好きな授業でした。やり終えた後は心も体もびっくりするほどスッキリします。学期終盤に学校のすぐ近くにある湖のほとりでヨガをしました。あの経験は私にとってすごく思い出深いです。
私は一度ホストファミリーを変えました。1軒目は南アフリカ出身のホストマザーにタイと中国からのルームメイトがいる家庭で半年間過ごしました。とっても行事を大切にするホストマザーだったので感謝祭の事であるサンクスギビングデーやクリスマスではホストマザーお手製のグレイビーソースにターキー、他にもたくさんの料理を食べて盛大にお祝いしました。日本ではできない経験をすることができました。一方、家のルールが厳しくそして家の中がとても寒くて、寒いからヒーターをつけたいと言っても電気代などを細かく伝えられ毎回ダメだと言われていました。変えた一番の理由としてはルームメイトであり同じ学校に通うタイと中国からの留学生とうまくいかなかったからです。二人は共通の趣味が多くとても気が合っていて何をするのも2人だけで、私のいないところで私のことを言い合っていたりしていました。私は別にそんなことに我慢しに留学に来たわけではない、限られた時間をもっとのびのびと過ごしたいと思いました。2軒目は2歳の男の子と6歳の女の子のホストマザーファザーという4人家族のとてもアクティブな家庭でした。小さい子がいる家庭なのでいろんなところへ私も連れて行ってくれました。バレンタインの時にはたくさんのプレゼントを貰い、イースターでは家の中をデコレーションして家の中に卵型のチョコをばらまいて見つけ出すということもしました。子供達はとてもやんちゃで私がついていくのに毎回必死でした。お別れするときに一緒に過ごした半年間の思い出が詰まっているアルバムをプレゼントするととても喜んで「私たちはずっとここにいるからいつでも戻ってきてね」と行ってくれました。すごく嬉しかったです。
現地のカナダ人はもちろん、何十ヶ国からの愉快な友達に出会えました。同じ学校の友達とは放課後や休日に一緒に遊びに出かけたりしました。私が行ったノバスコシア州では留学生のためのプログラムがあります。月に一回程度でアクティビティに連れて行ってくれます。そこで同じノバスコシア州内だけど離れた街にステイしている他国からの留学生に会います。そこではお互い自分の国のことを紹介したりよくしました。私がたくさんの友達と過ごして感じたことはカナダ人も他国からの留学生もみんな日本に興味があることです。折り紙や和柄のちょっとしたお土産を出すとみんな興味津々でした。これは日本語でなんていうの?なども数え切れないぐらい聞かれました。やはりさすがクールジャパンだなあと感じました。私の1年間の留学生活を素晴らしいものにしてくれたノバスコシアで出会った仲間全員が私の一生のかけがえのない友達です。
知らない初めての場所に知らない人だらけで友達ゼロ、言葉も通じなくて周りのルールも分からない。留学先に到着して私はこの先1年間どうやって過ごすんだと正直思いました。10ヶ月、約1年間留学を終え振り返ってみると辛いことしんどいことは山ほどありました。しんどくて何回泣いたか分かりません。けれども嬉しいこと楽しいことはそれ以上にありました。自分のしたいこと興味あることを諦めずに努力し続け、自分から行動するとなんでも叶うんだと強く学びました。何より1年間を終えて私はものすごく自信がつきました。もちろん英語力も伸びました。3ヶ月目ぐらいに夢の中の人物が英語を喋っていました。その時は自分ながらにとても感動しました。半年が過ぎるとやっとリスニング力がついてきたと感じました。8ヶ月目を超えると意識して聞いていなくても向こうで他人同士が話している会話でクスッと笑えたり、友達とちょっとした冗談が言えるようになり、自分の気持ちをゆっくりとですが相手に伝えることができるようになりました。
卒業パーティーであるプロムです。日本中の女の子が一度は憧れるドレスを身にまとってダンスをするプロムに参加できたことは私にとってとても嬉しかったです。日本にはないこれぞ海外にしかない行事なので一生の思い出となりました。
ずーっと行きたいと望んでいた留学をさせてくれた両親にはとても感謝しています。私の人生を変えた素敵な留学生活を送れたのは本当に両親のおかげです。初めて1年間も親元を離れて生活するというのは始めただったので改めて家族の大切さ、大事さを感じました。そして自分は愛されて育っているんだと心から感じました。