ビクトリアで大きな発見ができた長期語学留学

留学を終えて

私は丸1年間、ブリティッシュコロンビア州のビクトリアで語学留学をしていました。この留学を通じて学んだことは人とのご縁の大切さでした。
ほとんど英語が話せない状態でカナダに向かった私は飛行機に乗った時から不安でいっぱいでした。ロストバゲッジになるは、ホストマザーの言っていることが分からない。正直ここで1年間も過ごすことができるのかと泣きそうになったことは、今でも鮮明に覚えています。そして私の悪いところは出来ないことを恥ずかしいと思ってしまっていたのです。学校に通い始め、思っていたより出来ない自分が情けなくてホストマザーに泣いて聞いてもらったこともありました。でもそれを優しく受け止めてくれたホストマザー、そして何より学校で出会った友人に元気をもらって頑張り続けていけました。他国の友人に「Ayakaは話せるのにシャイだからもったいないよ」って言われたときハッとさせられたこともありました。何より私の留学を支えてくれたのは学校の先生方でした。努力をすれば周りはそれを見ていてくれて手を差し伸べてくれました。英語だけでなく私自身の弱みも指摘してくれてこの先生方に出会えたことで自分自身を見直すこともできました。

この1年は本にできるのではないかと思うほどたくさんの出来事がありました。そして本当にたくさんの方に支えられて終えることができた留学でした。英語が得意じゃないから間違えたら恥ずかしい、そうじゃないと思いました。できないから勉強しに行く。できないからたくさんミスもするし笑われることもあるかもしれない。でも笑われた数が多い人の方がたくさん成長できる。私はそう信じています。ただ机に向かって勉強するのはどこでだって出来る。留学ってここでしか出会えないかもしれない人との出会いのチャンスを掴みに行くのだと思うのです。ここでの出会いはかけがえのない素晴らしいものだと思います。これから留学行く方には英語を勉強するだけではなく、たくさんのかけがえのない出会いをしてほしいなと思います。私自身ここで終わりじゃない、またカナダに戻ってまた新たな出会いを求めに行きたいと思っています。私の経験が誰かのお役に立てれば幸いです。